【薄毛を招く?】毛根鞘とは?食べてしまっても大丈夫なのか?

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毛根鞘という言葉を聞いたことのある人は少ないはずです。
これは毛根に付着していることが多いゼリー状の物質のことです。何もついていない毛根はチクチクした感触がありますが、毛根鞘がついているとプルプルした感触に変わります。

皮脂が付着していると思われる方もいますが、これは細胞組織の一部なのです。いわば肉の一部が取れてくると考えるとよいでしょう。非常に気持ちよくて髪を抜くのが習慣化しやすく、抜毛症の原因にもなっています。AGAやびまん性脱毛症などの薄毛ではないので抜いても復活しますが、何度も抜いていると毛根が弱くなってきます。

将来的に薄毛を招いてしまう可能性もあるので、抜かないように意識することが大切です。

 
 

毛根鞘とは?

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髪を抜いたときの毛根を見ると、半透明になっていることがあるでしょう。ゼラチン質になって少し冷たいですが、これが毛根鞘と呼ばれるものです。読んで字の通りであり、毛根を包んでいる鞘を指しています。プルプルとした間食があって気持ちよいと感じる方が多いようです。

毛根鞘は悪いものと考える方もいますが、これは健康な髪なら普通に付いているものです。髪の成長を促進させる作用があり、安易に抜けないように予防してくれます。女性なら髪の毛、男性ならヒゲを抜くと毛根鞘がついていることが多いです。
ある程度健康な毛に見られるもので、薄毛が促進している状態だとあまり見られません。

 
 

毛根鞘が抜けたら毛は生えてこない?


髪を抜いたときに毛根がプルプルしていたら、もう髪が生えてこないと考えるかもしれません。毛根鞘とは頭皮に毛根を接着するための役割を持っています。そのため髪というのはちょっと引っ張ったくらいで簡単には抜けないのです。

髪を自発的に抜くことは抜毛症の原因になるので好ましくありませんが、これが原因で毛母細胞が傷つくことは少ないです。常識の範囲を超えて抜いていれば発毛を阻害することがありますが、たまに抜く程度なら問題はありません。
ただし抜いた直後は髪がなくなるので、頻繁に抜いているとスカスカになっています。特に注意したいのは無意識のうちに抜いてしまうことです。テレビを見ているときに抜いてしまい、気がつくと地面に大量の髪が落ちていたという話はよく聞かれます。

 
 

毛根鞘を食べてしまう人がいる


毛根鞘を食べるのがクセになっている方がいます。
抜毛症は髪の毛を抜くのが習慣化している症状で、それがさらに進行したものが食毛症と言えるでしょう。食毛症は小さいお子さんに見られる症状ですが、大人でも精神疾患が引き金となって発症することがあります。

髪を食べ続けると毛髪胃石に変化し、腸閉塞や胃潰瘍などを発症させるリスクがあります。髪は消化されることが多いですが、あまりに長いものは胃の中に残ってしまうのです。それゆえ長髪が多い女性は、男性以上に毛根鞘を食べないように注意する必要があります。
少し程度なら問題はありませんが、抜毛症になって食べるのが習慣化している場合は注意です。

 
 

毛根鞘を食べてしまっても大丈夫なの?

頭皮の悩み
毛根鞘を少しくらい食べてしまっても大きな問題はありません。
もともと髪の毛はタンパク質が原料となっているため体内で消化されます。特に毛根先端にある毛根鞘はプルプルしているので、栄養価が高いと考えている方が多いようです。

また感触が気持ちよくて意識的に食べている方も少なくありません。こうした行為は髪を大きく減らしてしまう原因になるので避けるべきです。栄養は毎日の食事から補給するものであり、髪を食べるメリットは何一つありません。生えてくるたびに抜いていると毛根鞘がなくなっていき、やがてヘアサイクルが崩れて薄毛に進行するケースもあるので注意です。

 
 

毛根鞘を食べてしまう原因?


片っ端から髪の毛を抜いては食べてしまう方がいます。抜毛症(トリコチロマニア)の可能性が高く、その場合は精神疾患の一種と考えられます。
自分では抜くデメリットを自覚していますが、なぜか抜いてしまうのが特徴です。

さらに食べてしまうので、ヘアサイクルを崩す原因にもなっています。抜毛症は自覚して行っている方もいますが、まったく自覚していない方もいます。前者はストレスやイライラなどが原因になることが多いですが、後者はなんとなく抜いてしまっているのです。テレビを見ると無意識のうちに髪を抜いてしまうという方は意外と多いです。

抜毛症は特殊な症状だと思われていますが、100人中1~2人くらいも存在しています。男女比率では女性のほうが圧倒的に多く、その差は10倍程度となっています。

 
 

毛根鞘を食べてしまう原因抜毛症の対処法

抜毛症を放置しておくと髪の毛がどんどん減っていきます。
目視でハッキリと薄毛だとわかる状態になれば多大なストレスを感じることでしょう。トリコチロマニアはストレス過多の状態で引き起こされることが多いので、対処法はストレス解消が鍵となります。慢性的なストレスを感じている原因を特定し、それを解消する必要があるでしょう。

また、勉強や仕事の悩みが続いていると、抜毛症を引き起こす可能性があります。特に受験勉強中の学生、仕事がうまくいかない社会人などは注意してください。あとは親指にテーピングをして抜毛症を予防する方法もおすすめです。例えば左手で毛を抜いているなら、左手の親指にテーピングをするわけです。これらの対策で改善しない場合は、医療機関で診断を受ける必要があります。

 
 

毛根鞘についてその他の心配事

 

①髪を抜いた時に毛根が赤くなっている

毛母細胞が傷ついていると考えられるので、抜毛症の方は早めの対策をしてください。そのまま抜き続けるとヘアサイクルが乱れていき、髪が痩せ細っている可能性があります。
女性の場合は男性のように抜け毛が急激に増えるケースは少ないですが、全体的に痩せてびまん性脱毛症になるケースもあります。髪がスカスカになってきた、以前より寝ているなどと感じる場合は注意です。

 

②毛根鞘に血がついている

ムダ毛処理のときに毛抜きを使うという女性は多いでしょう。
または脱毛ワックスで一気に抜いているという方もいるはずです。毛根から抜くと毛根鞘が見られることが多く、稀に血がついていることがあります。皮膚を毛抜きで誤って引っ張った場合の出血なら大きな問題ではありませんが、毛根に血がついている場合は毛根の寿命を意味することがあります。

毛乳頭から出血している状態は、毛根が損傷しているわけです。すると毛根にスムーズに栄養を届けることができなくなり、毛穴から毛が生えてこなくなるわけです。ムダ毛であれば生えてこなくても問題ありませんが、これが髪の毛だと大問題となります。毛根を弱らせないためにも髪の抜毛症は速やかに治してください。

 

③毛根鞘ではなく皮脂がついている

育毛サロンでヘアチェックを受けたときに、毛根に何かついていると判明することがあります。
頭皮を拡大してモニターで見せてくれるサロンなら、毛根の形状に応じた薄毛の原因を特定できます。毛根には毛根鞘がついているのが普通ですが、皮脂がついているケースもあるのです。

脂漏性脱毛症の場合にもよく見られる症状で、頭皮がオイリーになっている証拠です。毛穴に大量の皮脂が詰まっていると、髪の成長な生育を妨げることになります。皮脂分泌が多すぎると頭皮環境を悪化させて、ヘアサイクルのバランスを崩してしまいます。休止期が長くなると髪が成長しきらずに、途中で抜けてしまうので注意です。
洗髪後の抜け毛が短くなったと感じたら、オイリーが原因の薄毛かもしれません。

 

④抜け毛に毛根鞘がついていないケース

健康な髪であれば毛根鞘がついているのが普通ですが、薄毛が進行してくると見られなくなるケースがあります。
ヘアサイクルの乱れによる抜け毛には、ついていないケースが多々見られます。逆に白い塊が見られる場合は皮脂が付着している可能性大です。頭皮がオイリーになると成長な育毛を妨げてしまうので、正常肌に変えていく対策が必要になります。

毛穴に皮脂が溜まって固まってしまうと、簡単には除去ができません。頭皮クレンジングを使用して毛穴をスッキリと開かせてあげましょう。毛根鞘の場合はプルプルとしたゼラチン質になっているので、目視や感触ですぐに判断できます。頭皮を元気にするためにも、抜け毛の状態は定期的にチェックしておくとよいです。

 
 

毛根鞘のまとめ


毛根の先端にあるプルプルとしたゼリーのような物質が毛根鞘です。毛根を覆っている膜のようなもので、抜けないように接着する作用があります。髪の毛が弱くなってくると毛根鞘がなくなるケースがあり、毛根が真っ黒になっています。

抜毛症の方には毛根鞘を食べてしまう方もいますが、食べても栄養にはなりません。それよりも髪を抜くことによって毛母細胞を傷つけるデメリットに注意です。

特に無意識のうちに抜いてしまう方は、あっという間に髪を減らしてしまうので注意です。抜毛症はストレスが原因で発生することが多いので、ストレス対策はしっかりと行ってください。それでも抜いてしまう場合は親指にテーピングをして、抜いてしまうクセを強制的に治していく必要があります。