【リーゼント】昔の髪型だと思ってない?アレンジを加えることで現役バリバリのイケてるヘアスタイルを実現!

リーゼントは男性らしさを象徴するヘアスタイルというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。
しかし、リーゼントはひと昔前の不良マンガ的ヘアスタイルという印象の人も多いのが現実です。
もちろん不良マンガの髪型もリーゼントといえますが、本来は由緒正しいフォーマルなヘアスタイルなのです。
今回そんあリーゼントの豆知識をご紹介します。

リーゼントとは?

 

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熊倉
サイドの髪の毛をポマードやヘアワックスなどのスタイリング剤を使い、後方に流して後頭部の中央あたりでピタッと合わせる神鋳型のヘアスタイルのことをリーゼントと呼びます。

前髪を高くした上の部分をリーゼントと思っている人が多いようですが、これは間違いで、実はトップの盛り上がりがある部分はポンパドールと呼ばれる髪型です。
本来、サイドを後方に流す髪型を指してリーゼントと呼ぶのですが、多くの人が勘違いをしてしまっているのです。

ちなみに、海外ではこの髪型をダックテイルと呼ばれており、リーゼントという名前は日本の理容師さんが使い始めた和製英語です。

実際には前髪を高くまとめあげるポンパドールとリーゼント(ダックテイル)のヘアスタイルを組み合わせることが多いため、リーゼントは前髪を含めたヘアスタイルというイメージを持つ人が多いようです。

 

リーゼントの歴史

リージェントストリート – ロンドン

リーゼントの歴史をご紹介しましょう。
リーゼントはイギリスロンドンのウエストエンド地区にある、左右双子の大通りのリージェントストリートに由来するもので、この大通りの軌道に似ていることが髪型名称の由来で、映画や雑誌などで広がり人気を集めた髪型です。

日本でリーゼントへの人気が集まったのは1950年代で、本家アメリカではフラットトップにした後頭部をオシャレに仕上げるダックテールと合わせたデザイナーズスタイルに人気が集まったといいます。

ロックンロールやロカビリーなどの音楽スタイルに興味を持つ人々の間で、後頭部をダックテールに前髪をポンパドールにした合わせ技ともいえるこの髪型は人気を集めました。

日本におけるリーゼントのイメージはこの50年代ロカビリースタイルが根強く残っているといえます。

 

日本でも大流行のリーゼント

日本でも、1950年代になるとポンパドールの高く盛り上がった前髪と組み合わせたリーゼントスタイルが人気を集め、特にロカビリーと共に大流行しました。

こうした影響からも、現在でもリーゼントと聞くと額をすっきりと見せる清潔感を与える髪型のことを指すケースが多いようです。サイドから後方にかけて毛が流れないスタイル、ポンパドールやオールバックなどの髪型のように前髪を高く盛り上がらせているものもリーゼント風と呼ぶ人も少なくありません。

額を見せることで明るい印象にしてくれる、こうした魅力や特徴があるのがリーゼントです。

 

リーゼントが好まれる職業、シーン

リーゼントの特徴は、相手に清潔な印象を与える点でスーツスタイルとの相性が良いこと、きちんとしたスタイルに仕上げることができるなどからも、接客業の職業の人々からの人気が多いようです。

さらに、セミウェットな質感に仕上げておけばツヤを持つ華やかさで特別感を持たせる雰囲気にすることも可能です。結婚式場のスタッフさんなどフォーマルな場での髪型として好まれています。

 

(1)ホテルマン

専用の制服やスーツを着用しての接客になりますが、リーゼントにすることでスーツスタイルおよび制服がよりきちんとした印象に変えてくれる、これもホテルマンには喜ばれる部分といえます。そのため、かつてはきれいにおでこを出して清潔感を与える髪型としてホテルマンの間で好まれ続けていました。

(2)バーテンダー

大人の社交場ともいえるバーのお店は、落ち着いた雰囲気と大人の雰囲気を持つお店、このようなイメージを持つ人も多いことでしょう。バーテンダーはきれいにまとまったリーゼントが最適といいますが、その理由は清潔感および信頼を与えることができるためです。

特に、きれいにセットされているリーゼントは髪の毛が落ちてしまうことが少ないので、お酒や料理を提供するバーテンダーにも適した髪型です。

(3)フォーマル

フォーマルなシーンで働く人というと、結婚式場などの華やかな場で働く職業です。リーゼントには美しく整えられた髪の毛の流れ、スタイリング剤が持つウェットで光沢をもつ質感など、普段とは異なる特別感を演出する魅力があります。結婚式場などのフォーマルな場に最適な髪型です。

リーゼントの作り方

リーゼントを作る上で重要なことは鏡を見ながら行うこと、作る上で必要なものはコーム(櫛)・ポマード・ドライヤーの3点です。

最初に、ポマードを適量手に取り、サイドから後方にかけてアヒルの尾のように、キュッと盛り上がる流線状になるように意識して髪の毛に馴染ませておきます。

次に、コームを使いドライヤーで形を整えながら乾かしてフロントからトップに向かいポマードを馴染ませます。ドライヤーの風を当てながらコームで前髪を立たせるように意識しながらセットします。

 

リーゼントのスタイリングのコツ

髪の毛は少し濡れた状態でセットするのがポイントで、湿り気があるとセットしやすくなりますし、ポマードが独自のツヤを持つ質感を与えてくれます。

 

リーゼントを現代風にアレンジ

 

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現代風にアレンジすることで見た目も変わる、清潔感を与える髪型に変えることができます。こちらでは現代風にアレンジするポイントをご紹介します。

 

(1)ソフトリーゼント

 

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ソフトリーゼントは、クラシカルなリーゼントに対して本来の男らしさおよび清潔感を維持しつつ現代風にアレンジした髪型です。リーゼントとは異なりセットの手間が少ない、トレンドを加味したオシャレな髪型として注目が集まっています。

(2)爽やかリーゼント風ショート

 

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サイドから後方にかけて刈り上げたツーブロックベースのショートヘアで、前髪を立たせておけばリーゼント風に仕上げることができます。

(3)リーゼント風ツーブロック

 

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ツーブロックのショートヘアで、トップの髪の毛に毛流れを作ることでリーゼント風に仕上げることができます。直毛の人はパーマをあてるのがおすすめです。

(4)ナチュラルリーゼント

 

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癖毛のような無造作な毛動きによりナチュラルなイメージを与える髪型、トップからフロントにかけてボリュームを持たせるのがオシャレ感を演出します。

(5)パーマ風リーゼント

 

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アップバングにルーズなパーマ、この二つを組み合わせたソフトリーゼントがパーマ風リーゼントの特徴です。カラーなどして一味変わったスタイルにもしやすいです。

(6)ウルフツーブロック風リーゼント

 

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襟足が少し長めのネオウルフにツーブロックを合わせて、アップハング状でリーゼント風に仕上げた髪型です。野性味を演出できるのも魅力です。

まとめ

一口にリーゼントといっても色々なアレンジができるヘアスタイルです。ロックンロールやロカビリーが全盛だった頃のものとは異なり、清潔感をそのままの形にした現代風のアレンジに挑戦されては如何でしょうか。

 
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