ふっくらした丸顔は、ヘアスタイルによっては顔が大きく見えてしまいます。顔に丸みがあることで、実年齢よりも幼く見えてしまいがちになることも多いです。
丸顔だからとヘアスタイルを限定しがちになってしまう人もいますが、似合うヘアスタイルは数多くあります。丸顔でもクールな印象は十分にできるため、ぴったりなヘアスタイルを探すことをオススメします。
丸顔とは?
丸顔とは、一般的に縦の長さと横幅の比率が1:1でほぼ等しいのが特徴です。フェイスラインに丸みを帯ていることが多く、キュートで親しみやすい、若々しい印象になる顔立ちです。
丸みを帯びた顔立ちですので、女性らしい可愛らしさのある雰囲気を作れます。丸いため顔が大きいと自分では思いがちですが、実際には小顔になる傾向にあります。ただでさえ丸顔というだけで可愛らしい印象ですが、小顔だとより一層子供っぽい雰囲気なりやすくキュートな印象になるとされています。
丸顔の特徴


特に何もしなくても印象がよく見えるというのは、丸顔の特徴の大きなメリットと言えます。
しかし、全体的に丸みを帯びている顔立ちのため、実際よりも少し顔が大きく見えてしまいがちです。メイクやヘアスタイルによって、その顔が大きく見えてしまう部分を対処することで小顔に見せることができます。
サイドの髪の長さによって印象が変わるのでフェイスラインより下(顎下)ぐらいの長さの場合、顔の輪郭がぼやけるので丸顔の方でもすっきりした印象になります。
丸顔に似合う髪型
丸顔の髪型は、実は比較的なんでも似合います。ロングでもショートでも、ミディアムなど好みのヘアスタイルを選べますが、中でもショートカットが似合う顔立ちでもあります。
顔の角張のない顔立ちですので、その角張を隠す必要がないため色々なヘアスタイルが楽しめます。
(1)ベリーショート
丸顔に似合う髪型としては、ベリーショートが挙げられます。顔の大きさが強調されるのではないか、と心配になるヘアスタイルですが、丸顔の人がすると意外と大人っぽい雰囲気を作れます。アッシュ系のカラーを取り入れれば髪の軽さと抜け感がでます。自然な感じのサイドにできるバングの分け目も大人っぽい雰囲気になります。
(2)外国人ショート
外国人ショートも似合います。くるくるパーマではなく、ゆるふわパーマでふんわりさせた髪にカッパーカラーにすることで外国人っぽい髪型を作れます。
特に丸顔の人がショートにするときに重要なのが、前髪です。外国人ショートも、前髪の分け目に注意して作ることでフタッとした抜け感のあるナチュラルさを演出できます。
(3)パーマショート
丸顔だからこそパーマショートは似合います。おしゃれに小顔効果を狙うことができますが、前髪の有無で印象は大きく変わります。
前髪をなくせば額の長さとサイドヘアのアレンジで顔全体のバランスの調整がしやすくなり、前髪を薄く作って真ん中をさりげなくセンターパートに分けることで、前髪ありでも顔を縦に長く見せられます。
(4)シースルーバングショート
爽やかさのある雰囲気を作りたいなら、シースルーバングショートがオススメです。女性らしい柔らかいカラーを取り入れながら、長めのシースルーバングにすることで額に縦のラインを作ることができ、顔を縦に長く錯覚させることができます。
サイドは少しふっくらさせてひし形を意識することで、バランスが良くなります。
(5)ボブ
どんな髪型も似合うため、ボブヘアも似合います。丸いフェイスラインをその生かせるヘアスタイルで、丸いシルエットが可愛いボブは、フェイスラインをうまくカバーしながら愛らしさを強調することができます。
また、爽やかな印象を作りたいのであれば、シャギーを入れて濡れ髪スタイルにすることでクールな雰囲気を作れるというのもボブの良いところです。
(6)厚めバング
顔が丸い場合には、小顔を演出できる前髪を作ることが重要です。特にオススメなのが厚めバングです。厚めバングは小顔効果に加えて、大人っぽさや可愛らしさ、清楚感などいろいろな雰囲気を演出することができます。
眉のラインで切りそろえれば、隙間が縦のラインを演出するため重さを感じさせない前髪となっています。
(7)パーマセミロング
レイヤーをあまり入れずに重さを残したパーマセミロングも丸顔の人には似合います。黒髪では重い雰囲気になってしまうため、明るいヘアカラーと動きのあるパーマスタイルにすることでフェミニンな女性らしい印象を作れます。
前髪にも動きをつけることで、軽やかさが出ます。
(8)ハイトーン
ハイトーンカラーは、切りっぱなしのショートボブヘアをクールな印象にします。毛先を外ハネに遊ばせるとアクセントになり、視線を顔に集中させない効果も得られます。
前髪はセンターで大きく分けることで、顔の印象を明るくします。
まとめ
丸顔だとどうしても好みのヘアスタイルができない、という人もいます。しかし、工夫次第によっていろいろなヘアスタイルが楽しめる顔立ちでもあります。
ただし、丸顔の顔幅が強調されやすいヘアスタイルだとコケシのような雰囲気になってしまうため注意が必要です。そんな状態を避けるためには、顔の周りの毛に動きをつけることによって軽やかな印象を作れます。