女性にとって、髪型は印象を左右するとても大切な部分です。
せっかくなら、自分で上手にセットしておしゃれな印象を付けたいところです。
しかし、なかなか自分に合う髪型がわからないという方や、難しいヘアセットは苦手で、いつも同じ髪型になってしまうという人も多いのではないでしょうか。
そんな女性の悩みを解消する髪型が、簡単に、なおかつどんな髪の長さでも素敵に仕上がる、ワンカールです。
ワンカールは、ショートからロングまで、どんな髪型の方でも似合いやすく、不器用な人でも慣れてしまえば自宅で簡単にできてしまいます。
今回は、ワンカールをおすすめする理由や具体的な作り方、ワンカールの様々な種類などについて分かりやすくご紹介します。
ワンカールとは?
ワンカールとは、基本的に、毛先をくるんと巻いた髪型のことです。
ヘアアレンジが苦手だと、結局いつもストレートになってしまうという女性も多いかと思いますが、実は、毛先をワンカールさせるだけでとても印象が変わってきます。
ストレートヘアよりも毛先がまとまるので、全体的にきちんと感を演出できるだけでなく、髪に動きが出るのでおしゃれな雰囲気を作ることもできます。
その名の通り、ストレートをベースに一回カールするだけなので、自宅で手軽に挑戦でき、毎日のヘアセットにぴったりです。
内巻きだけでなく、外ハネやミックスのワンカールなど、作り方を覚えれば様々なアレンジが可能で、それぞれ印象が変わってくるので、気分に合わせて楽しむことができます。
ワンカールのメリット
ワンカールの最大のメリットは、きちんと見える好印象な髪型が、とにかく簡単にできてしまうという点です。
ストレートのままだと、意外とボリュームやパサつきが気になってしまう髪も、毛先をワンカールすることによって、短時間で手抜き感のないヘアスタイルに仕上げることができます。
基本的には、時間のかかるヘアアレンジのような細かいブロッキングといった面倒な工程も必要ありません。
また、ストレートアイロン・こて・カーラーなどの自宅で準備できるアイテムのうち、自分の使いやすいもので簡単に仕上げることができます。
それぞれ使うアイテムによって、仕上がりの雰囲気を変えることもでき、時間や手間をかけずに日々のおしゃれに取り入れやすいのも魅力のひとつです。
ワンカールがおすすめな人


元々のヘアスタイルを活かして、ナチュラルながらもおしゃれ感のある仕上がりになるので、やりすぎたヘアアレンジなどが苦手な人にぜひおすすめしたい髪型です。
簡単にも関わらず、巻き方で印象を変えることができるので、その日の服装やなりたいイメージによって楽しむことができます。
また、毛先をカールすることによってツヤ感を出せるので、ストレートヘアがまとまりにくい人や髪のダメージが気になっている人にもぴったりです。
慣れれば特別なテクニックなども必要ないため、元々ヘアアレンジやヘアセットが苦手という人でも、失敗なくきれいに仕上がりやすいのが特徴です。
また、ヘアブローが苦手な方うあ、朝、時間がなくてヘアセットに時間をかけれない方などにもおすすめです。
ワンカールの作り方
ワンカールは、ストレートアイロンやこて、カーラーなどを使って、自宅で簡単に仕上げることができます。
一番簡単なのは、ストレートアイロンを使った方法かもしれません。
ストレートアイロンが床と平行になるように倒した状態で毛先を挟んで、内巻きなら内側、外ハネなら外側に手首を使って滑らせるだけでワンカールが出来上がります。
コテを使う場合も同様に横向きに持ち、耳のあたりから滑らせ毛先にかけて巻きたい方向に回転させます。
カーラーの場合は、熱を使わずクセ付けするので時間はかかりますが、軽くブロッキングしてカールを付けたい方向に巻きつけ、所定時間を置いてはずせば完成です。
どの場合も、毛束は少量ずつとり、最後にほぐすなどの手間をかければ、よりナチュラルできれいな仕上がりを目指すことができます。
おすすめのワンカール
ワンカールは、巻く方向や使うアイテム、仕上げ方などによって、変化をつけることができます。
そのため、作りたい雰囲気によって選ぶことをおすすめします。
どの方法も簡単できれいに仕上がるのが魅力ですが、まずは、崩れにくくきちんと見えする内巻きを試してみるといいかもしれません。
ワンカールパーマ
コテやアイロンなどを使って自分で手軽に作れるワンカールですが、プロに任せてパーマをかけるのもおすすめです。
基本はストレートで、毛先だけにワンカールの動きを付けるパーマは、髪が扱いやすくなり毎朝のスタイリングが楽になるのでとても人気のあるスタイルです。
特に、伸ばしかけで中途半端な長さの髪やまとまりにくい髪で悩んでいる場合、ワンカールパーマをかけておけば自然にシルエットを整えることができます。
直毛や柔らかすぎる髪質などで、自分で作ったカールのもちが悪いと感じる人もパーマを試す価値はありそうです。
また、気になる部分だけにパーマをかけることも可能で、プロの技で顔周りに動きを付けることで小顔効果が期待できます。
ミックスワンカール
ワンカールの巻き方のひとつに、ミックスワンカールというスタイルもあります。
内巻きと外ハネを組み合わせた巻き方で、より動きのあるエアリーな雰囲気を作ることができます。
手が込んでいるように見えて、作り方は他と同様に簡単で、ストレートアイロンやこて、カーラーを使い、毛束を少量ずつ取りながら毛先にかけて内巻きと外ハネを交互にくり返していくだけで完成します。
一方向に巻くよりも、軽やかで抜け感のある毛先になるのが魅力で、内巻き・外ハネに飽きた人や、いつもと違ったこなれ感を演出したい人にぜひ試してほしい髪型です。
どの髪の長さでもおしゃれに仕上がりますが、特に、ボブのミックスワンカールは、カジュアルな無造作ヘアに仕上がるのでおすすめです。
外ハネワンカール
外方向に向かって巻き、クセ付けする外ハネワンカールは、内巻きが清楚な雰囲気に仕上がるのに対し、ぐっとカジュアルな印象のスタイルを作ることができます。
どの長さでも合いますが、ショートや肩に付くミディアムくらいの長さだと、顔周りをスッキリと見せてくれるのでおすすめです。
重めの髪型だと、外ハネが際立ってより印象的な雰囲気になります。
トレンド感のある肩を出した服装や、バケットハットなどのアイテムとの相性が良く、おしゃれに仕上がるのが魅力です。
少し難しいイメージもありますが、カールを作る時には外ハネが不自然にならないように、こてやアイロンを横向きにして毛先に向かって角度をつけすぎずに滑らせるのがポイントです。
ワンカールにおすすめのスタイリング剤
巻くだけでもヘアスタイルが完成するワンカールですが、それぞれに適したスタイリング剤を使うと、カールのもちが良くなるだけでなく、より魅力的な仕上がりになります。
例えば、内巻きワンカールには、ふんわりとカールをキープしてくれるスプレータイプがおすすめです。
毛先の動きがキープできて、なおかつ固まりすぎないものを選ぶのがポイントです。
ミックスワンカールの仕上げには、毛先にワックスを使うとよりエアリー感が際立ちます。
細かくとった内巻きと外巻きの毛束感を活かして、スタイリングするのがおすすめです。
外ハネワンカールは、濡れ髪風に仕上がるオイルやバームを使うとよりトレンド感を高めることができます。
このように、スタイリングのひと手間で、より印象的なヘアスタイルに仕上げることが可能です。
まとめ
ヘアセットなどが苦手な人でも、普段の髪型にワンカールを取り入れることで、簡単に印象を変えることができます。
髪質や髪の長さに関わらず誰でも似合いやすく、ストレートアイロンやこてなどがあれば自宅で手軽に作れるのが特徴で、ストレートヘアよりもまとまりやすくナチュラルでおしゃれな仕上がりが期待できます。
さらにスタイリングの手間をかけたくない方は、パーマで取り入れるのもおすすめです。
内巻き・外ハネ・ミックスのワンカールを作るのは、どれも慣れればとても簡単で、スタイリング剤までこだわると、それぞれ全く違った雰囲気のスタイルをより楽しむことができます。
魅力たっぷりのワンカールを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。