自分に似合う髪型、何となくで選んでいませんか?
人の顔の形は、卵型、丸顔、面長、ベース型、逆三角形型など、色々な種類があります。
自分に本当に似合う髪型というのは、実は顔の形が関係しています。
何となく自分の好みや、流行に合わせた髪型ばかり選んでいると、知らず知らずのうちに「似合わないヘアスタイルとしていた」ということもあります。
日本人に一番多いと言われる顔型に「面長」があります。
大人っぽくて知的なイメージがある面長の人ですが、顔の縦幅が気になってしまう人もいるのではないでしょうか。
ヘアスタイルを変えたりアレンジを加えたりすることで、今すぐにでもコンプレックスを隠したり、自分の魅力をさらに引き立てたりすることもできます。
今回は、面長髪型のあれこれについて詳しく紹介していきましょう。
面長の特徴
髪型でイメチェンを図る前に、自分がどんな顔型なのか把握することが大切です。
そうすることにより、本当に似合う面長髪型を見つけることができるはずです。
面長は目から顎先までの長さが長く、顔の形が横2:縦3の比率の顔の形を面長と分類されています。
他の代表的な特徴としては、頬の位置が高め、目からあごの距離が長め、ハチがあまりはっていないなどがあります。
面長さんは顔が縦に長いフォルムなので、上品な顔立ちをしているのが特徴です。
また、クールで知的なイメージになりやすく、大人っぽい印象を与えるので、周りから大人っぽいねと言われることが多いはずです。
理想の面長髪型を探すならば、自分が面長の特徴が当てはまるかチェックしてみましょう。
面長の悩みポイント
顔の形にコンプレックスを持っている人は意外と多いです。
面長の悩みポイントは、顔が大きく見えてしまうということです。
男らしいと思われたい男性ならばあまり気にしないかもしれませんが、女性は芸能人やモデルに多い、スッキリ小顔を目指す人もたくさんいます。
顔が長いと間延びして見えたり、顔が大きく見えてしまったりするのが悩みポイントの一つです。
悩みポイント2つ目は、実年齢より上に見られてしまうというものです。
上記で紹介したように、面長は大人っぽくて知的なイメージという面があります。
そのため、面長な人は自分には似合わないと思い、キュートなファッションを避けるということもあるかもしれません。
できるだけ若く見られたいという人にとっては、面長の顔はデメリットに感じることもあります。
面長を活かすには?
面長だからこそ似合う髪型というのがあります。面長髪型で意識して欲しいのは、横幅を出すということです。
ツインテールなどでサイドをアレンジしたり、後ろ下を残したりなど、ヘアアレンジで横のラインを協調すれば、面長の印象が緩和されます。
サイドにボリュームを出すことにより、大人っぽさを活かしつつ、アイドルのようなかわいらしさを演出することができるはずです。
他に似合う髪型の一つに、ひし形があります。
耳から横にボリュームが出るように意識することによりバランスが良く見え、小顔に見せることができるようになります。
後れ毛を生かすことにより輪郭が隠れ、スッキリと見せられるようになるはずです。
縦長感が強く、間延びして見えてしまうという悩みがある場合は、耳から横にボリュームを出し、ひし形シルエットにすれば解決することができます。
縦長感をカバーするコツに、広め&厚めの前髪で肌見せする分量を減らすというものがあります。
前髪を作ることで露出する部分を少なくすれば、顔を小さく見せることができるでしょう。
前髪の長さは、オン眉よりも長めにカットし、目の上ギリギリぐらいのあたりで作るようにしてみましょう。
この時、ふんわりさせた前髪を意識すれば、キュートさや今っぽさを演出することができます。
面長に似合うおすすめヘア
面長さんは似合わないと思われがちな髪型というのがいくつかあります。
面長髪型の正解ヘアスタイルには、どんなものがあるのでしょうか。
ここからは、面長の人にピッタリな、おすすめヘアを紹介しましょう。
ショートヘア
面長さんは縦長のフェイスラインなため、ショートヘアにすると「縦長が強調されてしまうのでは」と思ってしまいがちですが、カットの方法やパーマのかけ方などで解消することができます。
面長さんが似合うショートヘアは、全体が丸っぽくなるようにボリュームを持たせた、丸みショートです。
サイドの髪をふんわり外巻きにすれば、顔を小さく見せることができるでしょう。
続いて紹介するのは、耳掛けショートです。
耳上あたりでボリュームを持たせることで、横のラインを強調することができます。
おでこを出す時は、前髪を輪郭にかかるようにわけることで、縦の輪郭をぼかし、清潔感たっぷりの髪型に決まります。
面長髪型では、なるべくトップやサイドの髪の毛にボリュームを持たせ、バランスをとることを意識しましょう。
ボブヘア
輪郭をカバーにしにくいので、敬遠している人も多いボブなどの半端レングス。
しかし、毛先のボリューム感を意識すれば、面長髪型としも問題ありません。
面長さんにピッタリなのが、ひし形シェルエットを作ったヘアスタイル。
毛先にレイヤーを入れることでコンパクトにデザインすれば、面長さんでも小顔に見せることができます。
髪質が硬い人でもパーマを使って頬のあたりでボリュームを出せば、理想的な顔型と言われている卵型に近づけることができるでしょう。
前髪なしでは、かきあげバングがおすすめです。
レイヤーを入れてひし形シルエットを入れれば、理想のバランスを取り入れることができます。
毛先に重さが残らず、トップからサイド、顎先にかけてひし形のシェルエットを作ることができるでしょう。
グレージュカラーを取り入れることで、今っぽさがさらにアップします。
ミディアムヘア
面長さんにおすすめは、ひし形ミディアムです。
外はねやくびれヘアが流行っていますが、面長さんには内巻きがベストです。
顔まわりを内巻きにすることで輪郭をカバーし、小顔効果がアップします。
毛先にボリュームつけ、前髪もくるんとさせれば、可愛い、若々しい印象が強くなります。
ミディアムの前髪なしは、真ん中分けしたヘアスタイルであるセンターパートがおすすめです。
センターパートはクールな印象を与えてくれるので、かっこよく決めたい時に取り入れてみましょう。
黒髪ミディアムと前髪なしの組み合わせならば、上品でセクシーな大人の色気を演出することができます。
同じセンターパートでも、目の下あたりの長さでカールをつけると横への広がりが出て、上手に面長をカバーできます。
ロングヘア
面長さんのクールな表情や雰囲気を後押ししてくれるロングヘア。
しかし、その反面で大人っぽさを強調しすぎて、老けて見られてしまうこともあるので注意が必要です。
前髪ありならば、眉毛の上でカットしたオン眉がおすすめです。
大人女子にとって挑戦しにくいオン眉ヘアは、元々クールな印象が強い面長さんと相性バッチリ。
オン眉はかわいらしい印象を与えてくれるので、実年齢よりも若く見られやすいでしょう。
面長髪型の前髪なしでおすすめのロングヘアは、デジタルパーマスタイルです。
横にボリュームを持たせることにより輪郭がカバーされ、小顔効果があります。
ふんわりとした仕上がりによりやわらかな雰囲気となるだけでなく、可愛らしさもアップします。
まとめ
面長髪型で大事なのは、横幅を出すということです。
横ラインにボリュームを出すことで縦と横のバランスが整い、小顔に見せるような効果を発揮します。
また、面長さんはトップのふくらみを控えることが大切です。
今どきのヘアアレンジはトップにボリュームを出すのが定番ですが、縦長感が助長されてしまうので注意しましょう。
前髪ありのスタイルは可愛い印象を与えるので、大人っぽくてクールな印象を持たれやすい面長さんには似合います。
髪全体にウェーブやパーマをかけてボリュームを出せば、前髪なしでもバランスの良いヘアスタイルに仕上がります。
面長髪型で迷っている時は、上記のことを参考にし、自分に似合う髪型を見つけてみてはいかがでしょうか。