髪の毛は紫外線、ドライヤーの熱、カラー・パーマ系の薬剤、摩擦など様々な外的要因によって傷みが生じます。髪の毛が傷んでしまうと、広がったり、パサパサしたり、ツヤがなくなったりして「老け」て見られやすくなる原因にもなります。
一度傷んでしまった髪の毛を完全に回復させることはできませんが、改善することは可能です。そして髪質を改善するためにはアウトバストリートメントを使用するのがいいでしょう。
ミルボンについて
ミルボンは、1960年に設立された日本の業務用のヘア化粧品専門メーカーです。ユタカ美容化学株式会社として設立しましたが、5年後の1965年にミルボンに改称して現在に至ります。
主に美容院向けにパーマ剤、染毛剤、トリートメント剤などのヘアケア製品の製造と販売を行っています。
「美しさを拓く(FindYourBeauty)」をコンセプトに、一人ひとりの女性が自分らしさと心の豊かさを持って女性らしく美しく生きるための価値を届けている会社です。
ミルボン製品は業務用の商品ですが、一般の方でも専門家のアドバイスを受けながら美容室で購入することができます。色んな商品がある中でも、一般の利用者に特に人気なのがアウトバストリートメントであるミルボンエルジューダシリーズです。


普通のトリートメントとの大きな違いとしては、利用した後に水で流す必要がない点です。シャンプーの洗浄成分は洗い流す必要がありますし、リンスやコンディショナーにしても、しっかりとすすがないと逆効果になります。特にリーズナブルな製品では化学成分や髪にこびりつく成分がよく使われているので、十分なすすぎは必須です。
それに対し、アウトバストリートメントは塗ったままにして髪内部のダメージを補修したり、ドライヤーなどの熱から髪を守る役割をもっており、洗い流さず使うことができます。
ミルボンエルジューダの種類
ミルボンエルジューダシリーズは全部で10種類あります。これまで8種類だったのが2018年に2種類追加され増えたので、今後も変わる可能性はありますが、現時点では10種類です。
その10種類とは、「グレイスオンエマルジョン」「グレイスオンセラム」「リンバーセラム」「メロウセラム」「サントリートメントセラム」「サントリートメントエマルジョン」「エマルジョン」「エマルジョン+」「MO」「FO」です。
特徴が似ているものが2種類ずつ5つのラインナップに分けられているので、自分が求める髪質に合わせて選ぶことができます。
ミルボンエルジューダの違い
5つのラインナップごとに2種類ずつ違いを見てみましょう。
「グレイスオンエマルジョン」「グレイスオンセラム」は毛先が自然と内に入るやわらかな髪に、「リンバーセラム」「メロウセラム」は髪のコシや柔らかさを高めてしなやかで動きのある髪に、「サントリートメントエマルジョン」「サントリートメントセラム」は紫外線ケアをしながら潤いのある髪に、「エマルジョン」「エマルジョン+」は水分保持力を高めてやわらかい髪に、「FO」「MO」はまとまりを良くしてやわらかく動きのある髪にします。
それぞれ細い髪の毛、太い髪の毛、硬い髪の毛、やわらかい髪の毛など髪質に合わせて選べるラインナップです。
ミルボンエルジューダの種類
(1)エルジューダMO

価格/内容量 | 2300円/120ml |
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商品特徴 | 髪質が硬く動かしにくい髪に。 |
エルジューダシリーズで一番初めに登場したシリーズです。
エルジューダMOは、オレンジ色の容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。
大自然をイメージしたトランスパレントフローラルの香りとしており、フローラル系の香りが混ざった匂いなのが特徴です。バニラ・ムスク・ペチバー、ゼラニウム・ローズ・ジャスミン、ベルガモット・アップルの順にグラデーションに香り、中には、この香りが好きで何度もリピしているという人もいるくらいの人気ぶりです。
硬い髪でもまとまりやすくなるタイプのオイルが配合されています。
エルジューダMOの成分解析
MOには「シクロメチコン、ジメチコン、ジメチコノール、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、スクワラン、ミネラルオイル、安息香酸アルキル(C12‐15)、トコフェロール、香料、黄204」が入っています。
この中でもバオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、スクワランがMOの効果を引き立てる注目成分です。
特に重要なのがバオバブ種子油で、これは「魔法のオイル」と呼ばれており、保湿力が高く、頭皮を柔らかくし、抗酸化作用持ちます。アルガニアスピノサ核油は髪を柔らかくして潤いを与え、スクワランは髪の毛の補修します。
エルジューダMOがおすすめの人
MOは、オイルが重いのでしっとり感が強く出るのが特徴です。また、柔軟成分のバオバブオイルと毛髪補修成分オリーブスクワランが髪の毛を柔らかくするため、硬さがあって動かしづらい髪質の方におすすめされています。
具体的には髪の毛が硬い、髪の毛の量が多い、パサパサしてて広がりやすい、クセが強い、乾燥しやすい、広がりやすい方におすすめな商品で、MOを使ったら髪の毛がまとまったという評価が多数あります。
先述したようにオイルが重いので、髪質によってはベタベタしてしまうことがあるので選ぶ際には注意したほうがいいでしょう。
(2)エルジューダFO

価格/内容量 | 2028円/120ml |
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商品特徴 | コシが弱く動かしづらい髪に |
エルジューダシリーズではMOに並んで一番初めに登場したシリーズのひとつです。
エルジューダFOは、黄色の容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。こちらもトランスパレントフローラルの香りで、この辺にエルジューダMOとの違いはありません。
大きな違いがあるとすれば、配合される成分です。MOにはスクワランと安息香酸アルキル(C12‐15)が配合されていますがFOには配合されておらず、代わりにイソステアロイル加水分解シルクとイソステアリン酸が配合されています。
このうち特に大きな違いをもたらすのがイソステアロイル加水分解シルクです。
エルジューダFOの成分解析
FOには「シクロメチコン、ジメチコン、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、イソステアロイル加水分解シルク、イソステアリン酸、ミネラルオイル、ジメチコノール、トコフェロール、香料、黄204」が入っています。
FOでも特に重要とされている成分がバオバブ種子油で、エルジューダMOとFOにおける代表的な成分となっています。
MOには配合されていないイソステアロイル加水分解シルクですが、吸着力と浸透力が高く毛髪補習効果があります。髪の毛の表面に薄い皮膜を張って、髪の保護、保湿、ツヤ・コシなど様々なコンディショニングアップの効果が期待できます。
エルジューダFOがおすすめの人
イソステアロイル加水分解シルクは、髪の毛を保護して髪の毛のコシやハリを取り戻すことが期待できる成分なので、コシが弱く動かしづらい髪質の方におすすめされています。
オイルが軽いので着け心地はさっぱりとしており、髪の毛が細く弱い方でもベタつきが気にらなず重くなりにくいのが特徴です。しっとりよりもサラサラのヘアを手に入れたい方はFOを選ぶのがいいとされています。
また、髪の毛の傷みがあまり酷くなく、それなりに水分量が維持できているのなら、髪の毛の量が多い人でもまとまりやすくなります。手触りの良さで言えば、エルジューダシリーズの中ではダントツとも言われています。
(3)エルジューダエマルジョン

価格/内容量 | 2290円/120g |
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商品特徴 | 動かしやすい、やわふわな素材へ導くデザインベースエマルジョン。髪が細くパサつく人専用。 |
エルジューダエマルジョンは、薄いピンクの容器に入ったミルクベースのアウトバストリートメントです。
理想のスタイルングのためには土台から動かしやすい柔らかい髪の毛が必要です。ミルクタイプなので付け心地は軽く、ふわふわでスタイリング向きの髪質を作ってくれます。
高い水分量を維持し、根元から毛先まで均一に潤わせてくれるのが特徴ですが、ただ水分量を高めるのではなく、髪質に合わせた理想の水分量を補充します。
ミルボンエルジューダシリーズの中では最も人気のラインだと言われています。また、カシス・アップル・シトラス、ローズ・ラズベリー、バニラ・アンバーの順にグラデーションに香る匂いも人気の一つです。
エルジューダエマルジョンの成分解析
エルジューダには「加水分解バオバブエキス、カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、加水分解コラーゲン」など30種類以上の成分が配合されています。
中でも特徴的なのがカルボキシメチルジスルフィドケラチン(CMADK)です。簡単に言えば髪の毛の補修成分なのですが、ミルボンが独自で研究したケラチンタンパク質です。
髪の毛の大部分はケラチンタンパク質で構成されており、しなやかさ、ハリ、コシを保ちますが、刺激や摩擦でケラチンタンパク質が減少するとパサつきなどを引き起こします。そのため、傷んだ髪の毛に外部から取り入れてあげると効果的です。
エルジューダエマルジョンがおすすめの人
カルボキシメチルジスルフィドケラチンは、髪の毛の内部に長くとどまってしなやかさ、ハリ、コシを保つ効果から、よりダメージのある細い髪の毛におすすめされています。
髪の毛が細い人は太い人に比べてコシをつくる物質が少なくなっており、それが原因でパサついてしまうため、水分でその隙間を埋めてあげなくてはいけません。そこで必要になるのが保湿成分と水分保持機能成分ですが、エマルジョンには保湿力の高いバオバブオイルと保水力を維持するセラミド2が配合されています。
髪の毛が細くてパサついている上に、紫外線やカラーリングなどで受けたダメージがひどい場合にはエマルジョンがおすすめです。
(4)エルジューダエマルジョン+

価格/内容量 | 2318円/120g |
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商品特徴 | 動かしやすい、やわふわな素材へ導くデザインベースエマルジョン。普通~太い髪の人専用。 |
エルジューダエマルジョン+は、濃いピンクの容器に入ったミルクベースのアウトバストリートメントです。
スタイリングしやすいふわふわの髪質を作ることができるので通常タイプのエマルジョンと代わりなく、カシス・アップル・シトラス、ローズ・ラズベリー、バニラ・アンバーのグラデーションに香る匂いも同じです。
エマルジョンシリーズはオイルが好きではない人におすすめされています。
通常のエマルジョンとは配合成分に多少の違いがあるので、それによって使用する髪質が変わってきます。エマルジョン+の配合成分は保湿力を高める効果が強いため、髪の毛をより柔らかくすることが期待できるのが特徴です。
エルジューダ エマルジョン+の成分解析
エマルジョン+には「ステアルトリモニウムクロリド、加水分解バオバブエキス、カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)、ポリクオタニウム-65、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、」など30種類以上が配合されています。
エマルジョンラインはカルボキシメチルジスルフィドケラチンが大きな特徴なので、エマルジョン+にも当然配合されていますし、保湿力を高めるバオバブオイルも配合しています。その他の特徴としてはアクアコラーゲン(加水分解コラーゲン)が配合されているという点です。
アクアコラーゲンは髪の毛の内部まで水分を浸透させ、髪の毛を柔らかくすることができます。
エルジューダエマルジョン+がおすすめの人
エマルジョン+にはアクアコラーゲンが配合されており、髪の毛の表面だけではなく真皮まで水分を届けてくれます。そのため、ダメージが強く尚且つ髪の毛が太く硬い髪質の方におすすめされています。
髪の毛が太い人はコシが出る物質がつまっており、それ自体は悪いことではありませんが、カラーやパーマが入りにくいという難点を持ちます。また、強くカラーリング等をかけるので髪の毛が傷むネックも持っています。
そこで髪の毛が太い人は適度な水分を持たせて髪内部の物質密度を和らげてあげるのがいいとされています。
髪の毛が柔らかくなれば扱いやすくなるのでスタイリングもしやすくなるでしょう。
(5)エルジューダメロウセラム

価格/内容量 | 2579円/120ml |
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商品特徴 | 硬くゴワつきやすい髪のやわらかさを高め、しなやかで動きやすい髪へ。 |
2017年に発売が開始された比較的新しいシリーズの一つです。
メロウセラムは、ライム色の容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。
コシと柔らかさを兼ね備えており、根元から毛先まで指通りのいい柔らかい髪の毛を作ります。メロウセラムはやわらかでしなやかなタイプで太い髪の毛や硬い髪の毛をよりや割らなくするのが特徴です。
他のオイルトリートメントに比べてベタつきが少なく、ライトな質感だとも言われています。根元にオイルをつけるとどうしてもベッタリしてしまいますが、メロウセラムは根元付近からつけても軽い仕上がりになります。
エルジューダメロウセラムの成分解析
メロウセラムには「加水分解バオバブエキス、カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)、ポリクオタニウム-65、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、加水分解コラーゲン」など全部で30種類以上の成分が配合されています。
特徴的な成分はWケラチン処方、バオバブオイル配合、マイクロスフィア(ケイ酸)です。
エマルジョンラインにも配合されているカルボキシメチルジスルフィドケラチンの他に、カチオン化ケラチンが配合されたことでよりダメージケア力が高まり、髪の毛にコシを与えてくれます。さらに、マイクロスフィアが髪の毛の表面になめらかな凸凹を作るので、髪同士が密着せず隙間が生まれて指通りがよくなります。
エルジューダメロウセラムがおすすめの人
メロウセラムにはシアオイルが配合されています。シアオイルは、シアバターを高温で濾過して抽出したオイルで、保湿力が高くしっかりと潤う反面で、テクスチャーが軽いのでオイル特有のベタつきを感じさせないのが特徴です。
保湿力の高さはもちろん、水分が抜けるのを防いでもくれるので乾燥にも強く、硬くてゴワついてしまう髪質の方におすすめされています。
普通の髪質の方でも使えますが、剛毛なのでオイルで髪の毛を抑えたいけどベタつくのは嫌、ダメージケアも保湿も乾燥も防ぎたいという場合にはメロウセラムを選んでみるといいでしょう。
(6)エルジューダリンバーセラム

価格/内容量 | 2041円/120ml |
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商品特徴 | ペタンとなりやすい髪のコシ感を高め、しなやかで動きやすい髪へ。 |
メロウセラムに並んで2017年に一緒に発売されたシリーズです。
リンバーセラムは、レモン色の容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。
メロウセラムと同じでライトなオイルで、コシと柔らかさを持つ指通りのいい髪の毛を作ることができます。メロウセラムよりも軽い付け心地のオイルなので、軽やかしなやかタイプとして細い髪質をより軽やかにするのが特徴です。イメージとしてはエアリー感のある羽のような髪の毛です。
ボリュームがない方もふんわりと仕上げることができるので、ぺたんこ頭を解消することができるでしょう。
エルジューダリンバーセラムの成分解析
リンバーセラムには「カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)、ポリクオタニウム-65、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、加水分解コラーゲン」などメロウセラムと同じく全部で30種類以上の成分が配合されています。
このラインの特徴はWケラチン処方、バオバブオイル配合、マイクロスフィア(ケイ酸)が配合されてるという点なので、この辺もメロウセラムと変わりありません。Wケラチンによりダメージケア力が高まり、髪の毛にコシを与えてくれ、マイクロスフィアによって髪同士に隙間ができて指通りがよくなります。
メロウセラムとの大きな違いをあげるとすればシアオイルに代わって、アクリルオイルが配合されている点です。
エルジューダリンバーセラムがおすすめの人
リンバーセラムにはアクリルオイルが配合されています。アクリルオイルはアクリル酸アルキルとジメチコンの化合物で、キューティクルにくっついてコシを出すことができます。
髪の毛が細く柔らかい人はキューティクルが薄く、外部の影響を受けやすうので傷み生じるのがネックです。そこでアクリルオイルによってキューティクルを厚くすることで、外部の刺激から髪の毛を守ります。Wケラチンも相まって、ダメージヘアにはより効果的です。
ぺたんとなりやすいコシがない髪の毛にボリュームを与えて、柔らかくしなやかなエアリー感のある髪の毛を作りたい方におすすめです。
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(7)エルジューダサントリートメントエマルジョン

価格/内容量 | 2396円/120g |
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商品特徴 | 紫外線をカットしつつ、髪に潤いを与えるデイリーケア。 |
エルジューダシリーズの中でも特に機能性を重視したのがサントリートメントシリーズです。
サントリートメントエマルジョンは、赤い容器に入ったミルクベースのアウトバストリートメントです。他のシリーズとの大きな違いは紫外線カット効果があるという点でしょう。紫外線カット効果はSPF25、PA+++です。
SPFは紫外線を防ぐ時間を表しており、SPF1=20分で計算されるので、SPF25は500分(8時間20分)紫外線を防いでくれることになります。PAは紫外線を防ぐ強さを表しており、+の数が1~5つで表示されるので、+の数が多いほど紫外線を防ぐ強さも高いと言えます。
エルジューダサントリートメントエマルジョンの成分解析
サントリートメントエマルジョンには、他のエルジューダシリーズと同じように「カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、加水分解コラーゲン」などが配合されているほかに、UVカット成分の「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」と「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」が配合されているのが特徴です。
しかし、UVカット成分は不均一に吸着しやすく、ゴワつきの原因になります。そこで、スムーステクスチュアオイル(安息香酸アルキルC12-15)を配合することで、成分を毛先まで均一にのせて、ゴワつきを解消して滑らかな手触りに仕上げています。
エルジューダサントリートメントエマルジョンがおすすめの人
これまでと同じ、カルボキシメチルジスルフィドケラチンを配合しているので保湿力の高い潤いのある髪の毛が作れます。その上で、紫外線から髪の毛を守りたいという方はサントリートメントエマルジョンがおすすめです。
エルジューダシリーズはアウトバストリートメントなので、タオルドライをした後に付けます。多くの方は夜の内にお風呂に入ってエルジューダシリーズを使用するかと思いますが、そのまま翌日の紫外線対策もできる優れモノです。
バオバブエキスによって毛内部の水分量を高めて保湿するので、ふんわりと柔らかな仕上がりになります。
(8)エルジューダサントリートメントセラム

価格/内容量 | 2390円/120ml |
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商品特徴 | 洗い流さないトリートメントで毎日の頭皮と髪の紫外線対策。 髪に紫外線を浴びると、せっかくキレイなヘアカラーの色持ちが悪くなることも。 美しいデザインをキープするためにも、紫外線をカットしつつ、 |
サントリートメントセラムは、赤い容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。
サントリートメントエマルジョンと比べると、他のシリーズのように容器の色に大きな違いはありませんが、サントリートメントセラムはオイルなので容器が透明に透き通っているのが違いといえるでしょう。
こちらも紫外線カット効果はSPF25、PA+++です。エマルジョンと共に屋外の軽いスポーツやレジャー活動におすすめされています。
基本的な効果はかわりませんが、サントリートメントセラムはオイルタイプなので付け心地は重めで、ミルクタイプに比べてまとまりは良くなります。
エルジューダサントリートメントセラムの成分解析
サントリートメントセラムにも他のエルジューダシリーズと同じ成分が配合されていることに加えて、UVカット成分の「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」と「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」が配合されています。
もちろん手触りを改善するためにスムーステクスチュアオイルも配合されているので、ミルクタイプのサントリートメントエマルジョンと同じ効果が得られます。エマルジョンに比べると配合された成分の種類は少なくなっていますが、オイルタイプには保湿力の高いスクワランが含まれているのが特徴です。
エルジューダサントリートメントセラムがおすすめの人
サントリートメントエマルジョンにはバオバブエキスが配合されていましたが、サントリートメントセラムにはバオバブオイルが配合されています。水分を保持しやすいバオバブエキスに対して、バオバブオイルは髪の毛を柔らかくしてくれる効果があります。
傷みや乾燥でパサついて広がる髪質で、まとまりを良くしたいという方におすすめですが、そうした髪質には特に紫外線は大敵なので、サントリートメントシリーズで紫外線対策をしたほうがいいでしょう。
ライトな質感のオイルなのでサラサラしており、着け心地も軽いので重くなりにくいという特徴もあります。
(9)エルジューダグレイスオンセラム

価格/内容量 | 2390円120/ml |
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商品特徴 | 毎日の紫外線やドライヤー、アイロンの熱から守り、まとまりの良い髪へ |
2018年に発売された最も新しいシリーズがグレイスオンです。
グレイスオンセラムは、オレンジ色の容器に入ったオイルベースのアウトバストリートメントです。
ドライヤーやコテなどで毎日髪の毛にダメージを与えていると、傷んで扱いにくくなってきます。するとうまくまとまらなくなりますが、グレイスオンはスタイリングのしやすさを追求したシリーズで、傷んだ髪の毛でも毛先が自然と内に入るのが特徴です。
女性らしい髪型は一口にはいえませんが、柔らかな曲線を描く毛先こそ女性をおしゃれにナチュラルに魅せてくれると考えています。
エルジューダグレイスオンセラムの成分解析
グレイスオンセラムにも他のエルジューダシリーズと同じバオバブオイルやカルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンなど代表的な成分は配合されていますが、約20種類と配合成分は少なめです。
スムージングオイル、アルガンオイル、エラスティックオイルの3種類のオイルがブレンドされているのが特徴で、髪質を選ぶことなく保湿・柔らかさ、髪の毛への馴染み、まとまりを実現しています。
また、ビサボロールの効果でドライヤーやアイロンの熱老化を防ぐこともでき、さらにカルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンですでに傷んだ髪の毛の補修します。
エルジューダグレイスオンセラムがおすすめの人
グレイスオンにはキューティクルの保護に強い効果を発揮し、髪質を柔らかくするバオバブオイルが配合されています。そのため、しなやかで指通りのいい髪の毛を作ることができるのが特徴です。
手櫛をすると髪の毛が絡まる、触り心地が悪い、毛先の広がりが気になる(特に湿気による広がり)という方にはグレイスオンセラムがおすすめです。
毎日アイロンコテを使っている人は熱老化が進み、髪の毛がまとまりにくくなっている可能性があります。もちろんアイロンの使い方による工夫も必要ですが、グレイスオンでケアをして毎日のスタイリングに活かしましょう。
(10)エルジューダグレイスオンエマルジョン

価格/内容量 | 2239円/120ml |
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商品特徴 | 毛先が自然と内に入る女性らしくやわらかな素材へと導く |
グレイスオンエマルジョンは、赤みの強いピンク色の容器に入ったミルクベースのアウトバストリートメントです。
グレイスオンセラムと同じようにスタイリングに特化したシリーズで、髪の毛が自然と内側に入ります。ミルクタイプなのでオイルタイプに比べると着け心地が軽く、オイルのベタつきが苦手という方にも選ばれています。
他のシリーズよりも、よりフルーティーな香りだとされており、香りの好き嫌いなく取り入れやすいとも言われています。
成分の密着感が高いので、よりまとまりやすい髪の毛を作りますが、ミルク特有の軽やかさで重さを感じさせません。
エルジューダグレイスオンエマルジョンの成分解析
グレイスオンエマルジョンも他のエルジューダシリーズに代表する成分が含まれており、グレイスセラムよりも配合されている種類の成分が多く30種類以上となっています。油分を中心に配合されているので、それらの成分が髪の毛にしっかりとコーティングされるのが特徴です。
グレイスオンシリーズの特徴である、スムージングオイル、アルガンオイル、エラスティックオイルのオイルがブレンドされており、どんな髪質でもきれいにまとまります。また、配合成分における最大の特徴であるビサボロールももちろん配合されており、熱老化に効果的です。
エルジューダグレイスオンエマルジョンがおすすめの人
グレイスオンセラムにはバオバブエキスが配合されていましたが、グレイスオンエマルジョンにはバオバブオイルが配合されています。また、保水力を高めるセラミド、脂性成分のコレステロールやセルロースも配合されているので、やわらかな保湿感を得ることができます。
グレイスオンセラムに比べると保湿力が高いということで、髪の毛のパサつきが気になる方やまとまりが悪い方におすすめされています。
新しいシリーズということで前回のエマルジョンのデメリット(ベタつきなど)も解消されており、使いやすくなっているのが特徴でしょう。
ミルボンエルジューダの平均的な値段は?
ミルボンエルジューダは美容室で購入できますが、amazonや楽天市場でも販売されています。シリーズによって価格は変わりますが、おおよそ2,000円~2,500円程度で販売されていることが多いようです。
容量はどのラインナップも120mlとしており、定価は「エルジューダFO・MO」「エマルジョン・エマルジョン+」が税抜き2,600円、「メロウセラム・リンバーセラム」「グレイスオンセラム・エマルジョン」「サントリートメントセラム・エマルジョン」が税抜き2,800円となっています。
そのため、ネット通販で購入した方が安く買えるようです。
ミルボンエルジューダの使い方について
ミルボンエルジューダはアウトバストリートメントなので、シャンプー後にタオルドライをした髪の毛に塗布してから乾かすのが基本的な使用方法です。
ただし、1回の使用量や馴染ませ方はシリーズによって変わるので注意しなくてはいけません。例えば、エマルジョン・エマルジョン+はミディアムヘアで2プッシュを左右にわけて毛先から中間に塗布しますが、メロウセラム・リンバーセラムはミディアムヘアで3プッシュでワンプッシュずつ根本から両手で髪をかき上げるように塗布します。
気になる商品の使い方はそれぞれチェックしてみることをおすすめします。
ミルボンエルジューダまとめ
ミルボンエルジューダは色んな種類があるので選ぶのに迷ってしまいますが、まずはどういった仕上がりを期待しているのか考えてみることです。
紫外線カット効果が欲しい人はサントリートメントに絞られますし、必要ない人は仕上がりによって変わります。しっかりまとめたいならエルジューダFO・MO、軽やかでエアリーに仕上げたいなら軽やかオイルベースのメロウセラム・リンバーセラム、ふんわり柔らかに仕上げたいならミルクベースのエマルジョン・エマルジョン+になります。その中で、髪の毛の太さや硬さでさらに絞り込みましょう。