夜だけでなく、朝もヘアケアをしていますか?
朝は時間がなくてバタバタしてしまい、簡単に寝ぐせを直して終わりという方も多いのではないでしょうか。
実は、朝のヘアケアこそが一日を通して髪が受けるダメージの対策に重要なのです!
この記事では、朝のヘアケア方法5つに加え、NGなやり方やおすすめ商品もご紹介します。
朝もしっかりと髪をケアし、美髪を目指しましょう!
朝のヘアケアは必要?
お風呂上がりのヘアケアは念入りにしているけれど、朝は時間がなくて髪に気を遣っていないという方が多いのではないでしょうか。
ドライヤーで寝ぐせを直したり、ヘアアイロンでセットするだけという方は、髪に大きな負担をかけてしまっている可能性があります。
髪は、カラーやパーマのダメージだけでなく、紫外線やほこりなどの汚れ、ヘアアイロンやドライヤーの熱などからも刺激を受けています。
そのため、朝のヘアケアによって、これらの刺激から髪を保護することが重要です。
朝のヘアケアの効果は?


例えば、下記のようなヘアケアが朝におすすめです。
- トリートメントやオイルをつける
- 熱予防の効果があるスプレーを使う
- ブラッシング、ブローをする
朝のヘアケアをすることで、一日のコンディションが決まるのはもちろん、ダメージを防いで綺麗な髪を維持することが可能です。
お風呂上がりのヘアケアは習慣として取り入れている方が多いかと思いますが、忙しくてバタバタしがちな朝はどうでしょうか。
もし、朝は全く髪に気を遣っていないという方は、トリートメントをつけるだけでも効果を感じられるはずなので、ぜひ日課にしてみてください!
朝のヘアケア方法5つ

様々な刺激から髪を守り、美しい状態を維持するには、朝のヘアケアを習慣化することが大切です。
ぜひ実践していただきたい朝のヘアケア方法を5つご紹介します。
1.トリートメントをつける
髪に何もつけずに、ドライヤーやヘアアイロンを使っていませんか?
その熱は、髪に大きなダメージを与える原因になります。
そこで、ヘアセットの前にトリートメントをつけることをおすすめします。
トリートメントの種類は様々ですが、熱予防の効果があるものを選びましょう。
熱によるダメージを防げることはもちろん、カラーの持ちがよくなる点もメリットです。
保湿効果の高いトリートメントであれば、同時に不足している潤いを補給することができます。
ヘアセットの仕上げに、毛先を中心にオイルトリートメントをつけるとパサつき防止に効果的です。
2.ブラッシング・ブローをする
まず、ブラッシングをして髪の絡まり・汚れを取りましょう。
絡まったままにしておくと、ブローやアイロンなどのヘアセットがスムーズにできません。
この際、毛先からとかしていき、最後に全体を仕上げると摩擦防止になるのでブラシが通りやすくなります。
ブローする前に髪を濡らす場合は、完全に乾かさず、少し湿った状態でセットするのがおすすめです。
乾燥した状態よりもヘアスタイルの癖がつけやすく、理想の形に仕上げることができます。
ブラシ部分がカーブしているとさらにブローがしやすいため、専用のブラシを用意しておくの良いでしょう。
3.毛先にオイルをつける
特に毛先のダメージやパサつきが気になるという方が多いでしょう。
毛先は髪の最も古い部分なので、根元よりも乾燥しやすいですよね。
潤いを与えて乾燥を防ぐには、オイルトリートメントがおすすめです。
スタイリングの仕上げにつけると柔らかい手触りになり、髪がまとまりやすくなります。
そうはいってもどんなオイルトリートメントがいいのか分からないという方は、美容師が選んだおすすめのオイルトリートメントについてまとめた記事があるので参考にしてみてください。
ちなみに、スタイリング剤を使用するという方は、少しオイルトリートメントを混ぜるのも効果的です。
つけすぎるとべたつきの原因になるため、量には注意が必要です。
根元のほうは特にべたつきやすいのでつけないようにしましょう。
4.仕上げにスタイリング剤をつける
ヘアセットをしたら、崩れないようにスタイリング剤をつけましょう。
「スタイリング剤はヘアケアに関係あるの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
スタイリング剤にはスタイルキープだけでなく、髪の表面を守ることで水分を閉じ込めておく効果もあります。
スタイリング剤を使用する際は、以下のポイントを押さえて正しい使い方をしましょう。
- 手のひらで伸ばしてからつける
- 内側からなじませた後に残りを表面につける
- 地肌に付かないようにする
表面だけにつけるとべたつきやすく、内側が崩れてしまうのでスタイルキープの効果が出にくくなってしまいます。
その点も踏まえてスタイリングしていきましょう。
5.汗が気になる場合はお湯で洗う
朝シャンプーをしているという方は多いのではないでしょうか。
また、時間のない朝にシャンプーをすることで丁寧に汚れを落とすことができず、頭皮トラブルの原因になる恐れもあります。
綺麗な状態で一日をスタートできそうなイメージですが、シャンプーは夜にして、汚れをその日のうちに落としましょう。
ただ、どうしても汗が気になったり、寝ぐせ直しのために洗いたいという日もありますよね。
その場合は、シャンプーではなくお湯で洗うのがおすすめです。
お湯でも十分に汚れが落ちる上に、洗いすぎ防止にもなります。
寝ぐせを直す方法
簡単には直せないような厄介な寝ぐせは、忙しい朝のストレスですよね。
寝ぐせをしっかりと直さないままヘアアイロンなどでセットしようとしても、思うようにスタイルが決まりません。
そのようなイライラを抑えるためにも、ヘアセットの前にまず寝ぐせを直しましょう。
寝ぐせを直す手順は以下の通りです。
- 直したい部分を根元から濡らす
- 根元を優しく引っ張りながらドライヤーの熱を当てる
- 下に向かってブラシでブローする
根元を濡らす際、霧吹きができる容器を用意しておくと便利です。
引っ張る力は強すぎると頭皮に負担がかかるので注意しましょう。
ブローはキューティクルが開かないように、上から下へ向かってブラシとドライヤーを滑らせるのがポイントです。
また、前髪が大きく割れてしまうという経験がある方も少なくないでしょう。
その場合は根元を十分に濡らし、無造作に前髪をはらいながら乾かすと落ち着きやすいです。
根元を濡らすだけでは直らないほど寝ぐせが酷い場合は、温めたタオルを頭に巻き、全体を湿らせるのも方法の一つです。
濡らしたタオルをレンジで温めるだけで準備ができます。
同時に別の作業ができるので、時短になる点もメリットです。
そもそもなぜ寝ぐせはできるの?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
原因や対策、寝癖直しにおすすめなアイテムなどを紹介している記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。
バタバタな朝でもできるヘアケア

寝坊して時間がないという日があったり、朝はなるべく早く準備したいという方もいるでしょう。
そんな朝でも短時間でできるヘアケアがあります。
まず、最低限やっておきたいのが保湿ケアです。
日常生活の中で、紫外線や汚れなどによって知らない間に髪がダメージを受けています。
トリートメントをつけるだけでも、髪を外部の刺激から守ることができます。
軽い寝ぐせを直したい場合は、根元にミストをかけてから乾かすと効果的です。
乾かした後は乾燥しているため、簡単にでも良いのでトリートメントで保湿しましょう。
また、朝のヘアケアを短時間で済ませるには、夜にしっかりケアしておくことも重要です。
髪が乾燥したり、広がったりするのは、キューティクルが開いてしまっていることが原因の一つです。
お風呂上がり髪を乾かさず過ごしたり、そのまま寝たりしてしまうと、寝ぐせがつきやすく、ダメージも大きくなります。
夜も保湿ケアを怠らず、ドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。
朝のおすすめヘアケアアイテム3選
1.いち髪 髪&地肌うるおう寝ぐせ直し和草シャワー

メーカー | いち髪 |
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価格 | 582円 |
いち髪 髪&地肌うるおう寝ぐせ直し和草シャワーの特徴は以下の通りです。
- 寝ぐせを素早く直すことができる
- 和草プレミアムエキス配合で、ダメージ補修・予防の効果がある
- 髪を熱から保護し、湿気による広がりも防止する
- 髪と地肌に潤いを与え、さらさらな手触りになる
Amazonのレビューでは、以下のように評価されています。
- ドライヤー前に使うと髪がしっかりまとまる
- 寝ぐせを簡単に直すことができる
- 香りが気に入っている
もともと髪が太く硬い場合や、酷い寝ぐせの時でもしっかり直ると好評されています。
短時間でスタイリングができる商品なので、忙しい朝のヘアケアにおすすめの商品です。
2.ヘア&ボディミスト John’s Blend ホワイトムスク

メーカー | John’s Blend |
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価格 | 1,870円 |
ヘア&ボディミスト John’s Blend ホワイトムスクの特徴は、以下の通りです。
- 髪だけでなく、肌にも使用できる
- 馴染みやすく、べたつかない
- ホワイトムスクの香り
- パンテノール・カキタンニンが配合されており、保湿効果がある
スプレータイプでべたつきにくく、簡単に水分を補うことができるので、外出先でも使用できます。
ホワイトムスクの香りは人気が高く、男女問わず好感を持たれやすいのが特徴です。
Amazonのレビューでは、「美容院に行った後のような香り」という声が多く、やはり評判の良い香りであることがわかります。
3.マシェリ ヘアオイル アウトバストリートメント 日中用

メーカー | マシェリ |
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価格 | 1,178円 |
マシェリ ヘアオイル アウトバストリートメントの特徴は、以下の通りです。
- 静電気やドライヤーの熱から髪を保護する効果がある
- ローヤルゼリーエキスなどの補修成分を配合しており、ダメージを補修できる
- 髪につけるとすぐに馴染み、ツヤのある柔らかい仕上がりになる
マシェリの商品はシャンプーやコンディショナーも人気が高く、髪質改善ができるとSNSで話題になっています。
香りはホワイトフローラルにフルーツの香りが調和されており、リラックス効果があると好評です。
また、スモーキーカット香料により、食べ物やたばこなどのにおいを移りにくくする効果があります。
朝のNGなヘアケア方法

毎朝、良かれと思って実践しているヘアケアが、かえって髪にダメージを与えてしまっている可能性があります。
朝のNGなヘアケア方法についてご紹介します。
朝シャンプーは避けるべき
ヘアケア方法の項目でもお伝えしましたが、朝のシャンプーは髪や頭皮にとって良くありません。
溜まった汚れは丁寧に洗い流さないと頭皮トラブルの原因になります。
朝は忙しく、短時間でシャンプーを済ませることになってしまいがちではないでしょうか。
一日の汚れは夜のシャンプーでしっかり落とすようにしましょう。
また、夜にシャンプーをしたのに、朝も洗っているという方は要注意です。
皮脂を洗い流しすぎると頭皮や髪が乾燥してしまい、この状況もトラブルの原因になる場合があります。
朝も洗いたいという日は、お湯だけで済ませましょう。
スタイリング剤は適量を使う
スタイリング剤をつけすぎたり、スプレーを使いすぎて、洗い流すのが大変だったという経験はありませんか?
朝は、寝ぐせ直しからヘアセットまでに、数種類のヘアケアアイテムを使うこともあるでしょう。
中でも特に注意したいのが、スプレータイプの使用料です。
スプレータイプの商品の多くはアルコールを含んでおり、適量を超えると髪を乾燥させてしまう恐れがあります。
スタイリング剤を洗い流す際にシャンプーをしすぎることもダメージの原因になるため、つけすぎに注意しながら朝のヘアケアを行いましょう。
濡れたままの髪にブラッシングやアイロンはNG
濡れている髪は、キューティクルが開いていて無防備な状態です。
その状態のままブラッシングをしてしまうと摩擦でさらにキューティクルが傷つき、ダメージの原因になります。
ヘアアイロンも同様に、濡れた髪に使用するのは厳禁です。
キューティクルが開いていることにより、熱が内部まで伝わりやすくなり、急激に乾燥してしまいます。
枝毛や切れ毛などのトラブルも起こりやすくなるため、注意が必要です。
ブラッシングやヘアアイロンでヘアセットする際は、必ず髪を乾かしてからにしましょう。
まとめ
忙しい朝でも実践したいヘアケア方法やおすすめ商品、NGな方法をご紹介しました。
お風呂上りのヘアケアは意識していても、朝は手を抜きがちな方が多いのではないでしょうか。
朝のヘアケアは、外部からの刺激から髪を守るために欠かせないものです。
髪が美しい人は、朝晩ともにしっかりケアをしています。
短時間でできるヘアケア方法もご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください!