「この髪質変えられないのかな…」と、自分の髪質に悩む人は少なくありません。
硬くてごわつく髪やうねってしまう髪など、髪質の悩みは人それぞれです。
そのような髪質は、遺伝のものもあれば、日々のケアや習慣が原因である場合があります。
髪質を変えるためには、その原因にあったヘアケアをすることが重要です。
自宅でできるセルフケアもあれば、サロンでできる施術もあります。
この記事では、よくある髪質の悩みや原因・改善方法を解説します。
髪質は変えられる?


人によって、髪の量や太さ、癖毛やダメージヘアなど、悩みは様々です。
どんな髪質の悩みでも、解消する方法はあります。
髪が硬かったり、癖毛が気になるという方は、遺伝であるケースも少なくありません。
「遺伝なら仕方ないか・・・」とあきらめてしまう方も多いですが、最近は市販のトリートメントや、美容院の髪質改善メニューが豊富になってきています。
自分に合ったヘアケア商品を使えば、髪を柔らかくしたり、癖を目立たなくすることが可能です。
癖があまりにも強い場合は、縮毛矯正やストレートパーマという手段もあります。
また、美容院の髪質改善メニューで劇的に髪質が変わる例も。
セルフケアだけでは改善できないという方は、一度プロに相談してみましょう!
よくある髪質の悩み3つとその原因

1.髪が硬い・剛毛
髪が硬い・剛毛という悩みを持つ人は少なくありません。
髪がまとまりにくかったり、保湿してもごわついたりと、扱いにくいですよね。
そのような髪質の原因は、遺伝であることが多いでしょう。
他にも、紫外線対策を怠って髪が水分不足になってしまったり、栄養不足が原因になるケースも考えられます。
ダイエットをしている方は、特に栄養バランスに注意が必要です。
生活習慣が原因で髪質が変化している場合は、意識して改善する必要があります。
髪は、外からの刺激や内的要因に影響され、質が変化することを頭に入れておきましょう。
2.くせ毛・うねり
くせ毛やうねりで悩む人も、多いのではないでしょうか。
生まれつきくせ毛だった場合や、雨の日にうねりやすい人など、同じ悩みでもタイプは様々です。
硬い髪と同じように、うねりやすい髪も遺伝が原因であるケースは少なくありません。
途中で髪質が硬く変わったという人も、うねりやすくなります。
また、頭皮の毛穴が歪んでいることや、たるんでいることもうねりやくせ毛の原因です。
頭皮の汚れをしっかりと落とさないと、毛穴に皮脂が詰まって歪んでしまいます。
加齢によって頭皮がたるんでくることも毛穴の歪みに繋がり、髪がまっすぐ生えてこなくなる場合もあります。
もともと直毛だったのにくせ毛になったという方は、頭皮トラブルが原因かもしれません。
しっかり汚れを落とすことや、マッサージを習慣づけましょう。
3.ダメージがひどい
ダメージがひどい髪は指通りが悪く、理想のさらさらな髪とは程遠いですよね。
髪にダメージを与えてしまう原因には、下記のようなものが挙げられます。
- アイロンやドライヤーの熱
- 紫外線や静電気による刺激
- カラーやパーマを繰り返している
- 栄養の偏り
- 髪をすぐに乾かしていない
アイロンやドライヤーの熱、紫外線など、外からの刺激は髪にダメージを与える大きな原因です。
熱予防の効果があるものや、UVカットができるスプレーなどを使いましょう。
また、キューティクルが開いている髪はとてもデリケートです。
カラーやブリーチを繰り返すとキューティクルが剥がれ、水分や栄養を閉じ込めておけなくなってしまいます。
頻度はなるべく抑え、髪はすぐに乾かすようにしましょう。
悩み別!髪質を変える方法とは?

硬い髪を柔らかくする方法
まず、硬い髪におすすめなのが、アミノ酸シャンプーです。
一般的なシャンプーはよく泡立ち洗浄力が高い分、皮脂を落としすぎてしまう場合があります。
アミノ酸シャンプーは洗浄力が優しく、必要な皮脂は残すことができます。
髪にとって欠かせない、たんぱく質に影響を与えないというのも大きなメリットです。
ドラッグストアでもアミノ酸シャンプーは種類が豊富なので、一度チェックしてみることをおすすめします!
また、トリートメントで保湿することも重要です。
髪が潤うことでまとまりやすく、柔らかく見えます。
硬い髪には重めのテクスチャーのものが良いでしょう。
ドライヤーやアイロンはなるべく短時間で済ませたり、低温に設定したりすると、ダメージを減らすことができます。
最後に冷風を全体に当て、キューティクルを閉じましょう。
癖やうねりを改善する方法
癖やうねりの主な原因は、毛穴の歪みや詰まりです。
最初に、頭皮マッサージをしながら念入りに予洗いをすると汚れが落ちやすくなります。
シャンプーをするときは髪を洗うのではなく、頭皮を洗うことを意識しましょう。
また、乾かし方にもコツがあります。
表面からではなく、根元から乾かし始めるのがポイントです。
まっすぐ伸ばしたいほうに軽く引っ張りながら乾かすと、うねりが目立ちにくくなります。
髪の量が多い場合はブロッキングし、乾かし残しのないようにしましょう。
髪にとって必要な栄養素を摂ることも重要です。
ビタミンBやミネラル・亜鉛などをバランスよく摂りましょう。
ダメージヘアーを改善する方法
ダメージヘアーを改善するには、徹底した保湿が欠かせません。
トリートメントは、シャンプー後にするだけでなく、タオルドライの後にもするのがおすすめです。
トリートメントを選ぶポイントは下記の通りです。
- 自分の髪質に合うもの
- 保湿成分が入っているもの
- キューティクルを保護できるもの
トリートメントは毛先を中心に、頭皮にはつけないように注意しましょう。
また、美容院で定期的にトリートメントをするのもおすすめです。
仕上がりがよければ、家庭用に購入しても良いでしょう。
カラーやブリーチをする際は、ダメージを抑えられるメニューを選ぶのも一つです。
プチプラで購入できるトリートメントもありますので、まずは毎日こまめにケアするところから始めてみてはいかがでしょうか。
髪質を変えるためにできる3つのセルフケア
1.正しい方法でシャンプーする
まずは正しい流れでシャンプーができてるかチェックしてみましょう。
- お湯で洗う
- シャンプーをてのひらで泡立ててから髪や頭皮につけていく
- 指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
- しっかりすすぐ
最初にお湯で洗うことで、髪についた汚れをサッと落とすことができます。
更には頭皮トラブルの改善にも繋がるので、最初はまずお湯で洗い流すことを意識していきましょう。
また、驚きなのがケアしているつもりでも、シャンプーをする度に髪は傷んでいくということです。
美容室なので扱っているアミノ酸系のシャンプーを使用すると、痛みは軽減されるので見直してみるのもひとつの方法です。
その際、髪を洗う際は泡立てて、そのまま数分放置してからすすぐのがポイントなので合わせて取り組んでみましょう。
2.紫外線から髪を守る
意外と見落としがちなのが紫外線です。
日々トリートメントやシャンプーでヘアケアをしている方でも、UVケアまで意識している人は少ないのではないでしょうか。
紫外線をあびることも髪にとってはダメージになります。
髪の弾力やコシが失われると回復するまで時間がかかってしまうので、ケアしているのになかなか改善しない方はUVケアもあわせて取り組みましょう。
簡単な対策としては、帽子をかぶって紫外線を防ぐ方法です。
更に、UVカットスプレーなど紫外線対策できるアイテムもあります。
ネットなどで手軽に購入できるのでぜひ試してみてください!
3.栄養バランスの良い食事をする
外部からではなく、内部からのケアも非常に大事なポイントです。
脂っこいものをよく食べると、髪がベタつくなどの影響が出る可能性もありますし、パサつきや髪が細くなっている方は栄養が足りてない場合もあります。
日々の食生活で、しっかりと栄養が取れているか振り返ってみましょう。
綺麗な髪を保つためには、以下のような栄養素が必要になります。
- タンパク質
- ビタミンA
- 亜鉛
- 鉄
- カルシウム
バランスのいい食生活は髪質改善の他、肌にもいい影響があるのでぜひ意識してみてください。
美容院でできる髪質改善とは?
美容院では、髪を傷めないトリートメントに特化した方法や、薬剤を混ぜてキレイに仕上げる方法もあります。
また、独自のトリートメントを配合してツヤ感や質感を向上させるサロンもあります。
Instagramではよく、サラツヤな髪をよく見かけますよね!
びっくりするほどの髪質改善です。
このように髪質改善をすると美しいサラサラヘアーになることができます!
日々のケアもしながら髪が痛まない心がけはもちろん必要ですが、美容院を活用するのもひとつの手ですね。
縮毛矯正やストレートパーマとの違い
よく疑問としてあげられるのが、縮毛矯正とストレートパーマはどう違うのかという点です。
縮毛矯正は髪の根元からストレートにしていくので、うねりが強い方などは縮毛矯正が合っているでしょう。
対してストレートパーマは、クセがあまりない方や、もともとかかっているパーマを落とすためにストレートパーマをあてたりすることもあります。
髪質を根本から変えていくと考えると、縮毛矯正やストレートパーマではなく、トリートメントなどで改善していくのがメインの流れになります。
髪質改善にはデメリットも
トリートメントを行い、補修成分を入れて保湿力を高める方法もありますが、中には酸熱トリートメントと呼ばれる髪質改善もあります。
この酸熱トリートメントというのは、技術力が必要なため美容師選びも重要なポイントになってきます。
その分、選ぶ美容院によっては金額が高いことがひとつのデメリットとしてあげられます。
相場は10,000~20,000円ほどですが、しっかりと髪質について考えてくれる美容師を見つけましょう。
髪質改善をしても髪は伸び続けて変化していくので、ずっと持続するわけではありません。
持続させたい場合は、最低でも2ヶ月に1回はメンテナンスとして美容院に通うといいでしょう。
通う手間もありますが、ツヤ感のある髪を手に入れられるので検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
髪質の改善は美容院でもできますが、やはり日々のケアは重要です。
プロの手を借りながらケアにこだわり、紫外線ダメージを意識した対策や洗い方、毎日の食事も意識していきましょう!