皆さんはどれくらいの頻度でトリートメントをしていますか?
お家で毎日する人や、サロンに通っている人など、様々だと思います。
それぞれの適切な頻度について見ていきましょう。
トリートメントとは?
まずトリートメントには大きく二つのタイプが存在します。
ひとつは、美容院などで行うもので、タンパク質やアルカリ除去剤などがはいっているものです。
これらは髪の毛の中からダメージを補修してくれます。
もうひとつはコーティングするものです。
あまり髪の毛の中には浸透しませんが、
表面をコートして、ダメージから守ったり、艶を演出してくれるものです。
自宅でのトリートメントの頻度は?

基本的には、シャンプーをしたあとにトリートメントを一回行うのが良いです。
しかし、特に痛んでしまった毛先などに軋みが残っている場合はそこの部分だけ、
回数を増やしても良いでしょう。
自宅で使っているものが市販のトリートメントの場合は、やりすぎには注意してください。
継続して使いすぎると、髪の毛が重たくべたついてしまう可能性があります。
そのようなことを防ぐため、シャンプーとのライン使いをするのもポイントです。
重たく感じてしまう場合は、リンス剤と交互に使うと良いでしょう。
トリートメントは毎日すべき? 是非参考にしてください!
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美容室でのトリートメントの持続期間は?
美容室でトリートメントをしてもらうと、自宅でトリートメントをするより艶が出てさらさらになるので、とても嬉しいですよね。しかしこれはどれくらいもつのでしょう。
その日しか効果を実感できなかった、と感じる場合はコーティング系のトリートメントをしたということになります。
髪の毛の内部にまで浸透し、タンパク質を補給し、必要な水分と油分をバランス良く配合し、髪の毛の軸をつくるものであれば、3週間は持ちます。
一度痛んでしまった髪の毛が修復されることはありませんが、ダメージ補修とダメージ軽減をする力はあります。
美容室でのトリートメントの頻度は?

美容室にくる回数にもよりますが、1ヶ月ごとにいく場合には毎回のトリートメントをおすすめします。先ほど、トリートメントの、持続期間は三週間ということを説明しました。
なので美容室では、綺麗な髪を保つために、三週間ごとに来て欲しいと言われることが多いです。
カラーやパーマをしたあとにトリートメントをすることも大切です。
カラーやパーマはアルカリ剤をつかっています。私たちの頭皮や髪は弱酸性です。
かなり、ダメージするのが想像できますね。
ここでのダメージを補修するために、カラーやパーマをしたあとは毎回トリートメントをしましょう。
しかし、ここで注意が必要なのは、コーティング系のトリートメントの頻度は多くしすぎないことです。カラーなどをすると、髪の毛にアルカリ成分が多少残ります。
それをそのままコーティングしてしまうと、そのときはさらさらで艶もあるのですが、それがとれたときに、前よりも髪が傷む。ということがおきてしまいます。
なので、アルカリ除去をしっかりしてもらえるトリートメントを選びましょう。
トリートメントの効果を持続させる方法は?
せっかく綺麗な髪を手に入れても、それがすぐにもとに戻ってしまうのは残念です。
そうならないために何をすればよいか。それは毎日使う、シャンプー選びです。
シャンプーの刺激が強すぎると、髪の毛の一番外側のもの、キューティクル(保護するためのもの)をはがしてしまいます。
そこからなかに入れ込んだ髪の毛の軸となる成分が流れてしまいます。
カラーをしてシャンプーをしたら色が落ちた!という現象と同じなのです。
つまり、洗浄力が弱めのものを選ぶ必要があります。弱いといっても、最低限の洗浄力は必要です。
市販のシャンプーは比較的、洗浄力が強いものが多いので、美容室で購入できるシャンプーをおすすめします。
一見高くつくように思いますが、トリートメントにいく頻度も少なくなり、綺麗な髪が持続すると考えると、そうでもないです。
どのトリートメントが合うか、美容室で選んでもらうとよいですね。
来店頻度のことも交えて答えてくれるでしょう。
記事のまとめ
トリートメントはいかに意味あるものにするかが大切です。
髪の毛の状態を見極めて、使用頻度を決めましょう。美容室でのトリートメントよりも、
ホームケアのほうが、トリートメント効果を持続させるには大切です。
自分の髪の毛のために、根気強くケアしていくことが美髪に近づく近道になります。
美容師が教えるトリートメントの正しい使い方、選び方!是非参考にしてください!