トリートメントがどんなものか知っていますか?
自分の髪の毛をいつまでも綺麗な状態に保ちたい人であれば、シャンプーの後にトリートメントをしたほうが良いです。
髪質を美しく保つためにはトリートメントをすることは不可欠と言っても過言ではありませんが、多くの人はその詳細な効果について知らないのではないでしょうか?
使用している人も効果のことを知らずに使っていることも考えられますので、トリートメントの効果や種類に関して説明していきます。
細かい情報を知ることによって、今まで以上に使用する機会が増えるでしょうし、親しみが持てるようになると言えるでしょう。
トリートメントがどんなものか知っていますか?
トリートメントとは髪の健康のために使用するもので、髪の毛の組織を補修する作用があります。
カラーリングやパーマを良くする人は髪の毛が傷ついている可能性が高いですが、トリートメントでケアをすることで傷んだ髪の毛にツヤや潤いを与えることが可能です。
市場では様々な種類のものが販売しており、配合してある成分も違いますし、価格にも差があります。高値で売られているものだから、良いものと決まっているわけではありません。
髪質は個人差がありますので、自分の髪の毛の特徴に合っているものを見つけることが大切です。
また、使用方法を守ることも重要で、高級なものでも使い方を間違えるとしっかりとした効果を得ることができなくなります。
1回あたりにつき適量を使用するようにして、多量に使うことは避けたほうが賢明です。
トリートメントの効果・メリット
トリートメントの主な効果としては、髪の毛のキューティクルを調節することや、乾燥した状態に潤いを与えることが挙げられます。
表面だけではなく、含まれている有効成分が毛髪に吸着するようにできていますので、組織の内部にまで浸透することで、内側から髪の毛の補修を行います。
表面も有効成分の作用でコーティングされるので、ドライヤーをかけても熱の影響から髪の毛を守ります。
必ずしもトリートメントを使用しなければ髪の毛を守れないことはないですが、ヘアケアを行う上で使用することで大きなメリットを得られることは間違いありません。
ひと昔前までは健康を目的として使用している人が多かったですが、今ではコンディショナーやリンスの代わりに使っている人が増加している点が特徴です。
普段の生活の中でカラーリングを多用する人や、パーマを良くかける人は髪の毛が傷みやすい状態になっていますので、トリートメントを使うことがおすすめです。
トリートメントの種類

ヘアケア用のトリートメントは種類が多様化しており、自分の好みに合わせて選べるように進化しています。オイルタイプやミルキータイプ、アロマタイプに分けることが可能で、使用後に髪の毛がさらさらすることや、洗いあがりにしっとり感を与えるものなどがあります。
最近ではアウトバスタイプのものの人気が高まっており、洗い流さないことが特徴です。
シャンプーの後に使用する場合であっても、そのまま洗い流すことなく使用できるタイプのトリートメントとなります。
洗い流さないことで有効成分を髪の毛に付着させた状態のままキープすることになるので、パックの状態を維持する種類と言えます。
パックしている間に成分が毛髪に浸透しますので、保湿効果を高めることが期待できます。
付けたままで良いので、忙しい人を中心として簡単に使えることもメリットとなります。
トリートメントの選び方
化粧品などを選ぶときにはこだわる人がほとんどだと言えますが、トリートメントにも個人差に応じて合うものと合わないものが存在します。
種類が豊富に販売されており、柔らかい毛用や硬い毛用、太い毛用、細い毛用など様々です。
効果を引き上げるためには、自分に適したトリートメントを選択する必要があります。
特にアレルギーを持っている人は、含有成分にも注意して選ぶことが重要です。
トリートメントの選び方で大切なことは毛質に合っているかどうかや、アレルギー反応が現れないかどうか、髪の毛の傷み具合に応じて選ぶという点と言えます。
自分自身で毛質を判断できないときには、美容師さんに聞いてみると良いでしょう。
自分の毛質に応じたトリートメントを使うことで、効果的なケアができるようになります。
製造メーカーのサイトでは、毛質や傷み具合の診断ができるシミュレーション機能が設置してあるところがあるので試してみることもおすすめです。
どの順番で使うか?

普段からトリートメントを使っていない人は、使用の順番がわからないかもしれません。
トリートメントは傷ついた髪の毛を補修する目的を含んでいますので、シャンプーの後に使用します。
シャンプーでしっかりと汚れを洗浄した後に使用することが、正しい順番で、その後にコンディショナーを使う流れになります。
3種類のヘアケア商品を使う場合にはシャンプーで洗浄した後にトリートメントで髪質を整えて、コンディショナーを使うという順番になりますが、トリートメントとコンディショナーは同時に使わなくても問題ありません。
コンディショナーに関しても髪を補修するために使用するものですので、役割としてはトリートメントと近いものです。
ヘアケアはやればやるほど髪質が改善できるものではないために、3種類のヘアケア商品を無理に使用する必要はありません。
使用する際の注意
使用する際には頭皮に直接塗布するのではなく、髪の毛の間や毛先に塗ることが大切です。
あまり頭皮に直接塗ってしまうと、毛穴が詰まってしまう恐れがあります。塗布してから長時間にわたって放置することも良くありません。
長い時間そのままの状態にしてしまうと、頭皮に付着しやすくなって、毛穴を塞ぐ原因になります。
毛穴を塞いでしまうとヘアケア商品の有効成分を届けることが難しくなりますし、髪の毛の成長を妨げます。
ヘアケア商品は基本的に頭に塗布して、有効成分を毛穴から浸透させるものですので、毛穴は清潔な状態を保っていることが重要です。
長時間の目安は10分以上で、使用してからはできる限り早めに洗い流したほうが良いです。
効果的に使用するための注意点は、長時間そのままにしないことや頭皮に直接塗らないことです。
トリートメントの使い方
使い方は毛先から塗布を開始して、毛先の少し上の部分まで付けることが理想的です。
シャンプーであれば毛穴から毛先まで全体的に塗布して、しっかりと洗浄してから洗い流すことになりますが、トリートメントの場合はシャンプーの使用方法とは異なります。
全体的に塗布してしまうと、本来髪の毛が持っている油分のバランスが崩れてしまう可能性があるために注意が必要です。
頭皮や毛髪の油分を調節することは大切で、バランスが乱れてしまうと髪の毛がべたつくようになります。
また、髪の毛の水気を切ってから使うことも気を付けるべき点と言えます。
シャンプーの使用後に塗布するものですので、浸透力を高めるためには濡れていないほうが効果的です。濡れた髪の毛に塗布すると、成分が流れてしまうために毛髪の内部まで浸透しなくなるために注意してください。
記事のまとめ
トリートメントはヘアケアの基本と言えます。選び方の知識を身に付けて自分に適した種類を選択したり、豊富な有効成分が配合されている高級なものを購入したとしても、使用方法が間違っていれば意味がありません。
選び方に加えて、正しい使い方を把握することで、より一層本来の効果を得やすくなります。
正しい順番や使用方法を知ることで、髪の毛に潤いを与えて、効果的なヘアケアが行えるようになります。