マット系ワックスはベタベタした思い仕上がりになったり、髪にテカテカとツヤが出るのが苦手な方には適しています。油分を極力控えていて、軽やかにスタイリングすできるわけですから、自然で違和感の少ない無造作のヘアスタイルを目指したい時にも役立ちます。
マット系ワックスを選ぶときのポイント
自分のヘアスタイルに合わせて選ぶ
マット系ワックスも含め、ヘアスタイリング剤を選ぶ時には自分の希望するヘアスタイルにあったものを選ぶことが大切なポイント。例えばできるだけナチュラルだけど髪にまとまり感は出したい場合と、思い切ったアクティブな髪型を目指したと場合とでは異なるタイプのワックスを用いるのが基本的です。軽くてナチュラルな髪型ならばソフトタイプ、よりアグレッシブに毛を立てたい時にはハードを選ぶとキープ力の高さの面でもメリットが得られます。
香りや洗い流しやすさ
スタイリングの時には香りも好みの方が、気分的にも良いものです。ワックス成分とともに髪に香りが残りますので、気持ちのいい香りのアイテムを選べば、周囲からの印象も良くなるかもしれません。香りの少ないものも選べるので、職場などではそのようなタイプも選択肢です。
また使用後はシャンプーで落ちが良いものがおすすめできます。後処理も楽ですし髪にベタベタが残らないので、さっぱりした気持ちで過ごしやすいです。オーガニック系では髪へのトリートメント効果もあるのは要チェックでしょう。
おすすめのマット系ワックス10選!!
①LIPPS L08 マットハードワックス
メーカー | リップス |
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商品特徴 | 程よい濡れた感じの見た目に |
セット力の強さで選ぶならこのワックスでしょう。確かなセット力と長時間のキープ力を誇るアイテムで、束感を表現しながら維持できる点が魅力です。仕上がりはセミマットとなっており、ツヤ感はかなり抑制されています。ショート・ベリーショートの髪型にあった特性があり、よく伸びるのでセットも簡単です。
軟毛の方でスタイリング難しい場合にでも、このワックスならば髪型を自在に操りやすいでしょう。おしゃれ好きな方の定番ワックスと言えます。

②DEUXER ドライペーストワックス
メーカー | ナンバースリー |
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商品特徴 | 強力なホールド力 |
こちらもセット力に定評があるワックスで、仕上がりの軽くドライなディティールが特徴の一品です。しっかりと髪をホールドしながらスタイリングをサポートしてくれます。
特にドライでツヤ感はかなり抑えられているので、ナチュラルな髪型を望む場合には適正が高いアイテムです。ボリュームアップにも貢献してくれますから、軟毛で髪がぺたんとなりがちな方にもおすすめできます。
束感を作ったりハネさせたりと自在なセット力があるので、ワンポイントで利用していくのも悪くありません。
このヘアワックスはこんな人におすすめ
- ホールド感が強いワックスをお探しの方
③uevo デザインキューブ ドライワックス
メーカー | デミ コスメティクス |
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商品特徴 | マット&軽い仕上がりで、無造作感を演出します |
四角いケースが特徴的で、無造作感を出したい時にはおすすめのワックスです。髪の長さはショートからミディアムまで対応しており、ライトでナチュラルな無造作ヘアを実現できます。ツヤ感はあまり感じられないレベルですが、かつマットすぎない仕上がりで、クレイ系には珍しくしっとりとしたディティールも感じられます。
クレイタイプらしくベタベタしない軽い仕上がりが得られ、動きを表現しやすいアイテムです。幅広い髪質に対応できるのも魅力で、幅広い方から支持を集めています
④ナカノ・モデニカスモーキーマット
メーカー | 中野製薬 |
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商品特徴 | マットな質感でふんわりと軽い仕上がりをハードにキープできるクレイワックス |
伸びが良くて操作性の高いワックス剤を探している方にはおすすめなのが、このスモーキーマットです。ファイバータイプに分類できますが、クレイとしての要素も加味されており、両者のいい所どりのワックスと言えるかも知れません。湿気にも強いですし伸びて使い勝手のいい、トータリティーの優れたアイテムとなります。
髪にしっかりと広がっていくので、毛束感や動きを付けやすくなっており、スタイリング力はかなりハイレベルと言えそうです。キープ力も高めとなっており、ユーザーからの評価は高くなっています。
⑤ギャツビー・ムービングラバーグランジマット
メーカー | マンダム |
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商品特徴 | 髪への伸び・なじみがよく、ベタつきを抑えた軽い仕上がりです |
ギャッツビーのムービングラバーシリーズは再セットしやすい特徴があります。このシリーズで特にマットな仕上がりを与えてくれるのが、グランジマットと言うアイテム。スタイリストが開発に参加しているので整髪力に優れて髪をデザインしやすく、使い勝手も良いのが人気の理由でしょう。
ナチュラルで無造作な質感を望む方によく選ばれており、安定した評価を獲得しています。香りは爽やかな青りんごとなっていますが、実際には少し甘めと感じる方が多いようです。
⑥サムライ・ロックインスタイルウルフロック
メーカー | SPRジャパン |
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商品特徴 | ツヤなしマットで束感&ねじりに仕上がります。 |
香水で有名なサムライブランドがリリースしているアイテム。このワックスには人気のサムライ・アクアマリンの香りが施されています。とは言ってもこのアイテムは香りだけではなくて、スタイリング性能の高さで評価を集めています。スタイリング力が強くて自在にヘアースタイルを作っていくことが可能。しかも崩れた後にも戻しやすい点も魅力となります。
マット系ワックスには分類されていますが、適度にツヤ感も得られる点がすこし変わっている所。テクスチャーも柔らかめで使い勝手も悪くありません。
⑦GUZZLE HARAJUKU
メーカー | GUZZLE |
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商品特徴 | ショートからミディアムまで「フォルム、ハネ、束感」毛先の繊細な動きを求めるユーザー達のフィニッシングワークを満足させるウルトラハードワックス。 |
原宿にあるヘアサロンで使用されているのが、このワックスとなります。マット系ですが繊細なファイバーが利用されており、抜群のスタイリング力とキープ性能が特徴的です。ヘアスタイル全体を整えながら、毛先に動きを出したり毛束感を作り出すことも可能で、繊細なデザインにも活用できます。
ユーザーからもセット力の高さで満足度が高く、無香料な点でも香水と匂いが混ざったりしないので人気のポイントです。少ない量でもセットできるので、ごく少量を使ってかなり自然に仕上げることもできるでしょう。
⑧セバスティアンクラフトクレイ
メーカー | ウエラプロフェッショナル |
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商品特徴 | ドライでマットなスタイルを何度でもつくり直せる、フレキシブルなクレイワックス。高いホールド力と質感を演出します。ショートヘアやミディアムヘアの方に。 |
エレガンスで高級感のあるパッケージが目印のアイテム。セットが乱れても繰り返し修復しやすい点と、確かなセット力が魅力です。少しだけ使ってナチュラルに仕上げても良いですし、量を増やしてがっちりとスタイリングすることも出来る、幅広い使い方に対応します。
テクスチャーはハードですから、ミディアムヘアーの方では少し扱いにくいかもしれません。ショートヘアーの無造作スタイルで真価を発揮するワックスと考えられます。
⑨MUGA・ウルトラマットワックス
メーカー | 柳屋本店 |
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商品特徴 | ベタつかずに立ち上げ自由自在、ワイルドな印象・マット仕上げのハードワックス |
ベタつきを抑えながらセット力も確かなアイテムで、ベリーショートの軟毛をしっかり立ち上げることも出来ます。もちろん髪の毛が太めの方でも利用でき、テクスチャーは伸びの良さでも高評価。洗い流しやすさが優れているのもメリットで、シャンプーでしっかりと取り除きやすいです。
伸びが良いテクスチャーは、マット系でもツヤが出てしまう製品も多いですが、ウルトラマットワックスは上手く両立しています。よく伸びで髪に馴染みやすく、テカテカしにくいナチュラルな仕上がりを目指せるでしょう。
⑩プロフェッショナルステージワークストゥルーエフェクター
メーカー | 資生堂プロフェッショナル |
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商品特徴 | マットな質感で、髪を強く動かせます |
ワールドレベルで活動をしているヘアーメイクアーティストなど、プロフェッショナルな現場に向けて登場したアイテムです。スタイリストが自在に操れる操作性の高さが特徴で、テカリやベタつきが出にくいマットで自然な質感が得られます。
髪に動きを出したり毛束感を作るのにも向いたデザイン性能がありますが、しっかりとキープできるのでボリュームアップをして、ふわふわ感を維持したい方にもおすすめ。さらりと自然に仕上がるので、幅広い方に適性があるワックスと言えそうです。
マット系ワックスに向いているヘアスタイルは?
ショートやミディアムなどのヘアースタイルには、マットタイプはよく合います。ナチュラルに仕上がるので清潔感もありますし、髪の柔らかさを活かしたり優しい雰囲気を出していくことも可能です。色々なディティールを表現できますから、多彩なオシャレを楽しみたい方には選択肢となってくれるでしょう。
特にツヤツヤで整髪剤を付けた感じがあまりありませんから、スーツスタイルやフォーマルな場でも使いやすいのも特徴です。毛が細くて柔らかい方では、ボリューム感を出すのにもよく使われます。他のタイプだと重々しくて、ボテボテとしてしまいがちでも、このタイプのワックスは軽く仕上がりやすいので、猫毛の方にもおすすめです。

上手に取り入れていきましょう
マット系はベタベタ感やツヤを抑えて清潔感を保ちながら、しっかりとヘアスタイルを作っていくことが可能です。ジェルでパキパキに固めてしまったり、整髪剤を用いるとボテボテとした重い感じになりやすかった方も、このタイプなら満足できるかもしれません。
多彩なアイテムが出ていて、整髪力の高さや仕上がり具合は色々あります。マットと言いながらツヤ感を楽しめるアイテムもあるので、好みに合わせてセレクトしていきましょう。
よく伸びるタイプでは全体のスタイリングにも向きますし、ハードタイプは毛先の最終的なコントロールをするのにも使えます。上手く活用すれば、セットの幅が広がるでしょう。
ハード系ワックスのおすすめはこちらから
ヘアスタイル(長さ)に合わせて使い分けると良いでしょう。
ソフト(髪長い)→ノーマル(ロング~ミディアムぐらい)→ハード(ショート)
最近だとオフィスワーカーもマットなタイプのスタイリングがトレンドになっています。
時間が経過するとヘタりやすい為、ヘアスプレーでホールドすると一日キープできます。
ちなみに女性の場合はセミロング×パーマ・巻髪スタイルならマットワックスとの相性が良いです。