【必見】美容師が教えるトリートメントの正しい使い方!選び方も !!

TOP画像

 
トリートメントの正しい使い方を知っていますか?

普段何気なくトリートメントを使用していますが、トリートメントの正しい使い方を知っている人は少ないのではないでしょうか。リンスやコンディショナーと同じようなものに見えるかもしれませんが、同じ名前ではないように、使うタイミングも中身も違います。

それぞれに役割があるので、その役割をきちんと担うためにはどうやって使えば良いかを知ってから使う方が良いです。そうすれば、より髪の状態も改善されます。正しい使い方をするかしないかで大きくその効果が変わってしまうので気を付けて使うことが重要です。
 
 

A さん
そう言われてみればトリートメントの正しい使い方は分からない。
B さん
トリートメントの効果をしっかり知り、適切な使い方をすればより効果も実感できますのでしっかり覚えていってね!

 
 

トリートメントとは?

 
トリートメントには髪のキューティクルを整える役割があります。キューティクルが整えばパサつきがなくなり、とてもつややかな髪になります。キューティクルは髪の表面にあるうろこ状のもので、髪を守る役割があります。

しかし、水や熱に弱いので洗髪するとキューティクルが開いてしまうのです。ドライヤーの熱にも弱いので整っていない人がとても多いです。トリートメントはその状態を整えてくれるので髪をつややかにできます。

 
 

トリートメントの効果・メリット

 

多くの人はダメージヘアとなると髪を切らないといけないと思っています。しかし、かなり髪が傷んでいても使い方や自分の髪に合っているかにも左右されますが、トリートメントを使うことによって、つややかな状態に戻れる可能性があります。それだけ補修効果が極めて高いからです。ダメージを受けた部分を補修してくれるのでパサつきがひどくなっていてもサラサラとした美しい状態へと戻してくれます。切らなくてはならないと諦めていた人も一度使うだけでかなり補修できますので切らないでトリートメントを使ってみましょう。

パッケージを見てみると、数分間は必ず置いてくださいと書いてあります。これが大きな特徴で、髪にトリートメントの栄養浸透させるために必要だからです。正しい使い方をしなくてはなりませんが、こうやってたっぷり髪に栄養を浸透させています。もう一つの特徴は、髪の水分をふき取ってから使うことです。水分があると取れやすくなるために栄養があまり浸透しなくなる恐れがあります。水分をなるべく取ってから使えばより髪の状態が改善します。

 
 

トリートメント、コンディショナー、リンスの違いとは?

次にコンディショナーやリンスとの違いについて解説していくね!

 
似たようなイメージがあるリンスとトリートメントですが、全く違います。リンスは髪の表面を滑らかにする効果があります。静電気予防の効果もありますが、内部まで浸透しないのです。

トリートメントは髪の内部まで栄養を浸透させてダメージを受けた部分を修復してくれます。コンディショナーは髪の内部と表面の両方に効果があるので、これら二つの中間のような役割を担っています。それぞれの役割を知ることで正しい使い方ができますし、自分に必要なものはどれかを判断できます。

 
 

トリートメントの種類

 

アロマタイプ

アロマとあるように良い香りが最大の特徴です。リラクゼーション効果もありますが、保湿成分なども入っていますので健康的な状態に修復してくれます。アロマの力を使っていますので髪にも頭皮にも優しいです。

どんなアロマオイルを使っているかにもよりますが、抜け毛や白髪予防やふけを防止するなどが期待できます。また、刺激となるような成分が極力入っていませんので、敏感肌で頭皮トラブルなどで使えるものが限定されている人も使えるでしょう。

 

オイルタイプ

オイルタイプの最大の特徴は、オイルの力で髪をドライヤーやヘアアイロンの熱から守ってくれることです。補修効果が入っていることもありますが、それ以上にこちらの効果の方が期待できます。ダメージ補修したい人よりもダメージから守る意味合いが強いです。

セットするためにヘアアイロンを使ったり、ドライヤーが手放せないような人に向いています。オイルタイプの場合は付けたままにすることも特徴の一つです。しっとりと言うよりもサラサラした髪になるはずです。

 

ミルキータイプ

ミルキータイプはオイルタイプとは正反対で、髪の補修効果が高いです。油分も入っていますが保湿成分がたっぷり入っているので毛髪状態を向上させてくれるでしょう。

ただし、油分が少ないのでオイルタイプのようにドライヤーやヘアアイロンの熱から守る効果はそれほど高いわけではありません。ダメージ補修してくれますから、これらを使った後に使うと効果的です。オイルタイプと同様で、ミルキータイプも付けたままにします。

 

洗い流すタイプ・洗い流さないタイプ

トリートメントは洗い流すタイプと洗い流さないタイプに別れています。洗い流すトリートメントの特徴として補修効果が高いことがあげられます。ダメージを補修することを目的として作られていますので、髪の補修だけで十分ならば洗い流すタイプが向いています。

単に洗い流すだけではなく、カラーリングできるタイプもあります。白髪染め効果があるタイプも少なくありません。一度使っただけで思っているようなカラーに仕上がるわけではなく、使っていくうちに徐々に染まっていきます。

極端に髪が傷んでいるわけではない場合は、洗い流さないタイプだけでも十分です。とても手軽に使えるのはミストタイプです。気になるところに吹きかけるだけで済みます。洗い流さないタイプは他にもウォータータイプやクリームタイプなどもあります。ダメージ補修したいのか、熱から守りたいのかなど目的によっても特徴を知った上で使い分けます。

 
 

洗い流すトリートメントの正しい使い方

 

 

  1. 洗い流すタイプを使う時は、シャンプーした後に使うので髪が濡れています。なるべく髪の水分を切ってから使ってください。水分がたっぷりと残っている状態で使ってしまうと、あまりトリートメントが髪に付かなくなってしまいますので、補修効果が薄れてしまう可能性があります。
  2.  

  3. 適量を手に取って毛先から付けます。特に傷みやすい毛先から付けることがポイントです。ただし、力を入れて付ける必要はありません。とてもデリケートなので力を入れないようにしましょう。
  4.  

  5. ムラにならないように髪全体に均等に行き渡るように付けてください。手ぐしやコームなどを使って丁寧に伸ばしていきます。持っていない人もいますが、コームは使った方が良いです。コームがない場合は目の粗いくしでも構いません。
  6.  

  7. トリートメントを付けたら3~5分くらいそのまま置きます。この間に栄養が髪に浸透しているからです。ただし、長くても10分までにしましょう。より効果を発揮させたいならば、蒸しタオルを傷んだ毛先に使うとよりトリートメントが浸透しやすくなります。シャワーキャップをかぶることも効果的です。
  8.  

  9. 最後に丁寧にすすいでください。ヌルヌルした感じがなくなるくらいすすぎます。トリートメントが残るとフケやかゆみの原因になりますので注意が必要です。
  10.  

 
 

洗い流さないトリートメントの正しい使い方

 
いろいろな種類の洗い流さないタイプのトリートメントがありますが、ここでは一般的な使い方について説明していきます。オイルタイプやミルクタイプやミストタイプであっても以下の使い方を参考に使いましょう。

 

  1. 洗い流さないタイプはお風呂上がりに使います。シャンプーやリンスなどを使った後にしっかりとタオルドライをしてください。髪の水分を丁寧にふき取っておかないと、付きが悪くなるために効果が発揮されなくなる可能性があります。
  2.  

  3. 適量を手のひらに乗せて髪全体に付けていきます。洗い流すトリートメント同様に毛先から付けて指や手のひら全体を使ってムラが出ないように付けましょう。髪全体にいき渡ったら、髪を内側からすくいとるようにして、もみ込みます。髪はデリケートなので、髪同士がこすらないように気を付けてもみ込みましょう。その後に髪に指を通してみて指通りが滑らかであれば適量のトリートメントが使えたということです。まだ、キシキシしていたりして指通りがあまり良くないと感じたらトリートメントが足りていない証拠です。もう少しトリートメントを足しましょう。
  4.  

 
最後に手でもみ込んだほうがより効果的ですから、忘れずに行うことが重要です。

 
 

トリートメントの効果を更に高める方法

 
正しい使い方をすれば、トリートメントの効果を十分に感じることができるはずです。しかし、もっと魅力的になるためにも効果をより発揮できる方法を知りたいと思いませんか。洗い流すタイプと洗い流さないタイプの両方に共通した良い方法があるので紹介していきます。

 

適量は必ず守る

必ず適量を守って使うことがポイントです。もちろん、髪の長さや量によっても人それぞれ使う量は変わってしまいます。パッケージには目安量が書いてあります。そこに書いてある量を目安にして、自分にぴったりの量を計算した上で使う量を決めてください。

 

頭皮には付けない

トリートメントを頭皮に付けないこともとても大切です。これは、リンスやコンディショナーにも共通していることです。頭皮に付いてしまうと頭皮の毛穴に入ってしまうために、頭皮の毛穴がふさがれてしまう恐れがあります。

 

ドライヤーを当てすぎない

ドライヤーの熱に髪は弱いのであまり近付けすぎないでください。だいたい髪から20㎝離して使います。内側の方が乾きにくいので、内側からも風を当てるようにしたほうが乾きやすいです。指を入れて髪全体に風が行き渡るようにするとムラができることなく乾くでしょう。

毛先よりも根元の方が乾きにくいので、先に根元から乾かします。それから毛先を乾かします。また、髪が長い人はタオルにくるんで乾かす方法もあります。ダメージが気になる人も試してみませんか。直接ドライヤーの熱が髪に伝わらなくなるために、あまりダメージを受けなくて済みます。

 
 

自分に合ったトリートメントを選びましょう

 
人それぞれ自分に合っているトリートメントは違います。これは、化粧品が肌に合う合わないと同じです。毛質が違えば合っているトリートメントも変わります。太い毛細い毛かその中間かによっても違います。

もちろん、どれだけのダメージを受けているのかによっても合っているトリートメントが変わります。ダメージがある時とない時とでは違うトリートメントを使いましょう。アレルギーがある人は成分によってアレルギー反応が出ることがあるので、異変を感じたら使用を中止しましょう。

 
 

まとめ

 
これまでどうやってトリートメントを使っていたでしょうか。トリートメントの正しい使い方を紹介しましたが、驚くことがたくさんあったかもしれません。正しい選び方は使い方を知り、その通りに使うようになると、ずっと使い続けていた人も全然違う効果に気が付くかもしれません。より魅力的な髪を手に入れられるはずです。間違った選び方や使い方をしていた人は正しい方法に変えてください。切らなくてもダメージを補修できるようになるはずです。