皆さん、生シャンプーを知っていますか?
食べ物や調味料の世界で、一つのジャンルとなっている「生」シリーズ。美味しさを長持ちさせたり、今までにない食感が受けてブームにまでなったものがいくつもあります。しかし、「生」は食べ物だけの話にとどまりません。なんと、シャンプーにも「生シャンプー」という特徴をうたった製品が登場してきました。
長持ちする有効成分やフレッシュな香りが長持ちするなど、今までのシャンプーには無い、さすが生シャンプーというメリットがたくさんあるのです。生シャンプーの特徴を知れば、何気なく見ていた成分表示もより注意して見るようになるかもしれませんよ。
生シャンプーの特徴

外気を入れないコネクター
生シャンプーの特徴は外気に入れないように工夫し、有効成分を保つことにあります。これまでのシャンプーといえば、有効成分であるアミノ酸やビタミンなどが空気に触れることによって酸化してしまうという欠点がありました。あらかじめ酸化することを想定し、効果が期待出来るほど配合されていない成分すらあるほどです。
一方、生シャンプーの容器は真空状態を維持することに成功。空気に触れるのはポンプをプッシュして出した後なので、使用直前まで真空を保てているのです。ですから使用するには専用のコネクターを持つ専用ボトルで無ければいけません。
アルミフィルムの容器
シャンプーが酸化する可能性があるのは、何もボトルに移し替えてからだけではありません。シャンプーが詰められている容器自体が空気を通しやすいと、それだけで酸化の可能性が出てきてしまいます。そこで生シャンプーでは、空気を通さないアルミフィルムを採用。
容器の内側にコーティングすることで、仮に買い置きするためにたくさん買って置いても、保管時に外気の侵入を許すことはありません。ここまでこだわりがあると、専用ボトルに装着するのが手間に思えるかもしれませんが、実はシールを剥がしてスライドさせるだけという簡単設計なんです。
上質な香りを維持
酸化を防ぐ生シャンプーの効果が発揮されるのは有効成分に限った話ではありません。香りもその恩恵を受けることができます。例えば髪や頭皮の有効成分にもなる生花のエッセンスやハチミツは香り付けにも使用されることがありますよね。しかしこれらも酸化に弱く、今までのシャンプーでは十分な量を配合することが叶わないこともありました。
生シャンプーが酸化に対してあらゆる対策を施してあることにより、こうした香りの成分も長い間キープすることが可能になっています。フレッシュな香りが使い終わりまで変化することが無いのは、香りにうるさい人でも満足できるメリットでしょう。
生シャンプーがおすすめの人

人工的な匂いが苦手な方
生シャンプーは人工的な印象の少ないフレッシュな香りを実現しています。ですから芳香剤や強すぎる香水のような香りがするのが苦手だという人におすすめできます。もちろん、人工的な香りを避けて、できるだけ天然成分にこだわって作っているシャンプーは他にもあるでしょう。
しかし、普通のボトルや詰替え容器では酸化による香りの劣化を止めることはできません。生シャンプーは酸化を抑えているからこそ、人工的でない生花などの天然成分の香りを長い時間維持するという、これまで実現しえなかったことを両立させているのですよ。
安価でもいいものを探している方
シャンプーの価格は安いものから高いものまで様々です。サロン専用モデルや高級ブランドモデルをシャンプー・リンス・トリートメントと一式揃えようと思うと、5桁に乗ってしまうことも。生シャンプーは真空状態を実現し有効成分の酸化を抑えることに成功したという特徴があり、さらに専用ボトルが必要であるということを考慮するとそれなりの値段がするはずだと思われるでしょう。
しかし、生シャンプーの値段は市販のシャンプーとそれほど違いがありません。しっかりと髪に効くいいシャンプーを使いたい、でも高いのは避けたいというニーズに応えてくれます。
美容師がおすすめする生シャンプー

Reveur(レヴール) 340ml
メーカー | ジャパンゲートウェイ |
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洗浄成分(界面活性剤) | 高級アルコール・ベタイン系洗浄成分 |
シリコン | ノンシリコン |
商品特徴 | 頭皮や髪に優しい成分配合 |
生シャンプーはレブール・フレッシュールの登録商標。これまで紹介してきた特徴は全てレブール・フレッシュールのものです。商品のラインナップは、ダメージヘア向けの「緑のリペア」、うるおいを満たししっとりとした髪を目指す「紫の保湿」、髪や頭皮を健やかにする「ピンクのスカルプ」があり、それぞれシャンプーとトリートメントがあります。アルガンオイルや浸透性のアミノ酸などの共通成分の他に、それぞれのシリーズの目的に合わせた独自成分が配合されています。また、生花のエッセンスも配合されているものがシリーズで違います。
このシリーズは好きでいろいろなボトルの色を試していたんですが、最近頭皮や髪のボリュームのことが気になりだしたので、スカルプタイプを使うようになりました。 細かな泡がしっかりと立ち上がるので、ごしごし洗うこともなく汚れもすっきりと落ちてくれますし必要のないものはしっかり落とし、必要なものは残す感じなので最近髪のボリュームが気ににならなくなってきたので嬉しいです♫
出典:シャンプー解析ラボ
このシャンプーはこんな人におすすめ
- いい香りのシャンプーを使いたい方
正しいシャンプーの仕方

- シャンプー前のブラッシングを忘れずにしましょう。
- 予めお湯で髪と頭をすすぎます。
- 泡は手の中で泡立てておき、髪全体に配置しましょう。
- 髪を使って空気を含ませながら、さらに泡立てていきます。
- 生え際から頭頂部へ向かって、指の腹を使って洗ってください。
- 左右の耳から頭頂部に向かって洗っていきましょう。
- 後頭部から頭頂部まで洗い、洗い作業は完了です。
- シャンプーの洗い残しが無いよう、しっかりと洗い流しましょう。
まとめ
シャンプーにとって命とも言うべき有効成分や香り。それはこれまで酸化というダメージにさらされ、髪や頭皮にしっかり作用するほど配合されていなかったり、劣化したりしていました。そんな課題を、空気との接触を徹底的に遮断することで実現したのが生シャンプーです。しっかりとした使い方をしていれば、使い終わりのその時まで、有効成分や香りを良い状態のままキープすることが出来るでしょう。