シャンプーが泡立たない5つの原因とは?対策法やおすすめ商品3選も紹介!

「1回ではシャンプーが泡立たない」「同じシャンプーなのに泡立たない日がある」など、シャンプーが泡立たないことで悩んでいませんか?
泡立ちが悪いと髪全体にシャンプーが行き渡らず、洗えている感じがしませんよね。

特に汚れが酷い日は皮脂が多く、いつもより泡立ちが悪いこともあるのです。
原因を知り、ひと工夫することによってその悩みは解決できます。

この記事では、シャンプーが泡立たない5つの原因や対策法、おすすめ商品をご紹介します!

監修者プロフィール

シャンプーが泡立たないのはなぜ?

アシスタント
シャンプーが泡立たない原因は何ですか?
熊倉
シャンプーが泡立たない原因としてよくあるのが、髪や頭皮に汚れが溜まっていることです。
べたついた状態のままシャンプーをしても、一度では泡立たないことがよくあります。
2回シャンプーをすればだいたいは泡立ちますが、何度も洗うのは髪に負担がかかります。

1回で泡立てるためには、シャンプー前のブラッシングや予洗いが重要です。
お湯でしっかりと洗うだけでも、汚れは十分に落ちます。
皮脂を流し、全体が濡れていると、シャンプーの泡立ちが劇的に変わるので、ひと手間加えてみてください。

また、スタイリング剤をつけている日も泡立ちにくいかと思います。
その時も同様に、表面についたスタイリング剤を洗い流してからシャンプーをつけましょう。

なぜシャンプーが泡立たない?5つの原因

1.髪や頭皮が汚れている

髪や頭皮が汚れていると、シャンプーが泡立ちにくくなります。
皮脂が頭皮に詰まっていると、べたついて1回ではなかなか泡立たないでしょう。

特に、汗をたくさんかいた日や、前日にシャンプーをしなかった日などは、皮脂の量が多くなります。
脂っこいものを食べたり、睡眠時間が短かったりするのも、皮脂が過剰分泌される原因です。
「頭皮がべたついているな」と感じる場合は、生活習慣を見直してみましょう。

また、シャンプーをつける前に、お湯で十分に頭皮を洗うと、泡立ちにくさを改善することができます。

2.スタイリング剤をつけすぎている

スタイリング剤をつけている髪は、シリコンやオイルの油分などで覆われています。
それらを落とすのに時間がかかるため、1回では泡立たないことも少なくありません。

特に、ハードタイプのスプレーや、オイル系のスタイリング剤は落ちにくく、洗うときに髪に負担がかかります。
泡立たないからと言って、ゴシゴシと強く洗ってしまうと、頭皮が傷つく恐れもあります。

負担を軽減するため、スタイリング剤の量を少なくするのも効果的です。
スタイリング剤をつけた日も、まずはお湯でしっかりと予洗いをし、できるだけ表面の汚れを落としてからシャンプーをつけましょう。

3.髪の量が多い

もともと髪の量が多い場合も、シャンプーが泡立たない原因になります。
シャンプーは、髪や頭皮がしっかりと濡れているほうが泡立ちやすいです。

髪の量が多いと、予洗いにも時間がかかり、全体をしっかりと濡らせていないままシャンプーをしていることも少なくありません。
髪の量が少ない人に比べて、シャンプーの使用量も増えるでしょう。

しっかり濡らしているのに泡立たない場合は、2回シャンプーをしてみてください。
1回目で汚れが落ち、水分が行き渡っているので、泡立ちやすくなっているはずです。

4.シャンプー自体が泡立ちにくい

使っているシャンプー自体が泡立ちにくい場合もあります。
比較的、洗浄力の強いシャンプーほど泡立ちやすくなります。

アミノ酸系シャンプーなど、洗浄力が弱く髪に優しいとされるシャンプーは、泡立ちにくさが気になるでしょう。
ただ、泡立ちにくく洗浄力が弱いものは、髪や頭皮への負担が軽減されます。
どうしても泡立ててしっかり洗いたいという場合は、一度流して再度シャンプーをしてみてください。

泡立ちにくいシャンプーにもメリットがあるため、使い心地や髪のダメージ状態で選ぶと良いでしょう。

5.髪のダメージが酷い

髪のダメージが酷いと、キューティクルが開いた状態になります。
髪の水分が足りないため、シャワーの水分やシャンプーが吸収されやすく、泡立たない原因です。

濡れた時点でキューティクルは開きますが、ダメージの酷い髪はもともと剥がれかけており、そこから潤いが逃げてしまいます。
ダメージの原因には、下記のようなものが挙げられます。

  • ドライヤーやアイロンの熱
  • 紫外線
  • ブラッシングや寝返りの摩擦
  • カラーやパーマ

普段からダメージケアをしっかりとすることで、キューティクルを整えることができます。
パサつきが気になる場合は、徹底的に保湿しましょう。

「シャンプーが泡立たない…」3つの対策法

1.ブラッシングと予洗いをする

シャンプー前に、ブラッシングと予洗いをしっかりとしておくことで、泡立ちやすくなります。

ブラッシングでは、髪についたほこりなどが取り除けるだけでなく絡まりがほどけるため、指通りを良くすることができます。
プラスチック製のブラシは静電気が起こりやすいため、動物毛のブラシがおすすめです。

また、お湯で予洗いするだけで、髪や頭皮の汚れはごっそりと落ちます。
シャンプーが泡立ちにくくなる原因の皮脂を洗い流すため、指の腹で頭皮をマッサージするように洗うのがポイントです。

シャンプー前のひと手間で、泡立ちにくさを解消することが可能です。
先に汚れを落としておくことを意識しましょう。

2.シャンプー前にトリートメントを使う

トリートメントは、本来シャンプー後につけるものですよね。
実は、シャンプー前にトリートメントをつけることで、スタイリング剤などの油分を分解することができるのです。

スタイリング剤でしっかりと髪を固めた日は、シャンプーで落とすのに時間がかかります。
強く擦ってしまうとダメージの原因になるため、できるだけ摩擦を少なく洗い流したいですよね。

お湯で髪を予洗いした後に、トリートメントをつければ、固まった髪がほぐれて指通りが良くなります。
摩擦が少なく、シャンプーが泡立ちやすくなるため、メリットだらけです。

3.2回シャンプーをする

1回目のシャンプーでなかなか泡立たない場合は、酷い汚れが溜まっている可能性があります。
一度シャンプーした後は、ほとんどの汚れが落ち、頭皮までしっかりと濡れている状態なので、2回目は泡立ちやすくなるでしょう。

ただ、2回シャンプーするということは、必要な皮脂までも洗い流してしまうリスクもあります。
洗いすぎると、フケや痒み・乾燥の原因にもなるのです。

できるだけ、シャンプーは1回で済ませるのが理想的です。
2回目のシャンプーは、特に汚れが酷いときだけにしましょう。

頭皮の洗いすぎはNG!

シャンプーが泡立たないと、「皮脂が溜まっているのかな?」と心配になりますよね。

かと言って、強く頭皮を擦るのはNGです。
必要な皮脂まで洗い流してしまうと、頭皮が乾燥してフケやかゆみなどのトラブルが起こります。

予洗いで髪と頭皮をしっかりと濡らしてから、指の腹でマッサージするように洗うのが、正しいシャンプーの方法です。
予洗いがきちんとできていれば、1回のシャンプーで十分に泡立ちます。
どうしても泡立たず洗いにくいときだけ、2回目のシャンプーをしましょう。

もともと泡立たないシャンプーもある!

Top view of different cosmetic bottles and container on white background

泡立たないシャンプーの特徴

クリームタイプのシャンプーはもともと泡立たず、頭皮をクレンジングする役割があります。
メイクを落とす時のクレンジングオイルは、皮脂を落としながらも肌に潤いが残りますよね。

それと似たような洗い心地で、髪や頭皮の汚れをしっかりと落とし、必要な皮脂は残すことができます。
中にはトリートメントの役割をする商品も多く、シャンプーだけで保湿までできるものが人気です。

泡立たないことに違和感があるかもしれませんが、優しい洗浄力で、手触りも良くなるのでおすすめです。

ノンシリコンシャンプーが人気!

頭皮のべたつきが気になる人には、ノンシリコンシャンプーがおすすめです。
泡立ちにくさやきしみやすさにデメリットを感じる人も多いですが、髪や頭皮に優しいことで人気を集めています。

シリコンは、手触りを滑らかにする効果があるため、きしみにくい点はメリットです。
ただ、シリコンが多く含まれていると、直接頭皮につくことでべたつく原因になります。

きしみが気になるときは、オイルやトリートメントで仕上げれば滑らかにできます。
普段、皮脂のせいでシャンプーが泡立ちにくい場合は、ノンシリコンシャンプーを試してみてください。

泡立ちやすいおすすめシャンプー3選

1.メリット 地肌すっきり泡シャンプー

メリット 地肌すっきり泡シャンプー
メーカー メリット
価格 634円

メリット 地肌すっきり泡シャンプーの特徴は、下記の通りです。

  • 泡で出てくるため、泡立てる必要がない
  • ナチュラルフローラルの香り
  • すすぎが早い
  • フケやかゆみを予防する

プッシュすると泡が出てくるため、シャンプーが泡立たないことで悩んでいる方には嬉しいですよね。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 泡立てる手間がなくて楽
  • 洗い上がりがさっぱりしている
  • べたつきやかゆみが気にならない
  • 早くすすげて時短になる

さっぱりしている分、洗浄力が強いと感じる声もあります。
すぐに泡で洗える点はとても好評です。

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2.ダイアン パーフェクトビューティ エクストラストレート

ダイアン パーフェクトビューティ エクストラストレート
メーカー ダイアン
価格 762円

ダイアン パーフェクトビューティ エクストラストレートの特徴は、下記の通りです。

  • ノンシリコンシャンプー
  • アルガンオイルで保湿効果も抜群
  • うねりやくせ毛もケアする
  • もこもこな濃密泡
  • フローラルとベリーの香り

ノンシリコンシャンプーですが、保湿効果があり、潤いのある仕上がりになります。
髪のうねりや広がりが気になる人にもおすすめです。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • ドライヤー直後からツヤが出る
  • 皮脂がしっかりと落ちる
  • 敏感肌にも優しい
  • くせや広がりが落ち着いた
  • 泡立ちがすごくいい

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3.オルナ オーガニック シャンプー

オルナ オーガニック シャンプー
メーカー ALLNA ORGANIC
価格 1,630円

オルナ オーガニック シャンプーの特徴は、下記の通りです。

  • ノンシリコンシャンプー
  • 合成香料・着色料不使用
  • セラミドやヒアルロン酸などの美容成分が含まれている
  • オーガニックで低刺激
  • 企画から開発まで日本製

無添加や低刺激にこだわりのある方におすすめの商品です。
地肌をしっかりと保湿し、乾燥を防ぐ効果もあります。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 枝毛や切れ毛が改善された
  • 猫っ毛にも合う
  • 地肌をしっかり洗えていると感じる
  • ノンシリコンなのに泡立ちがいい
  • 洗い上がりが滑らか

中にはきしみが気になるという声もありますが、しっかりと汚れが取れている証拠だと商品説明に記載されています。
トリートメントやコンディショナーで仕上げれば、手触りは問題ないでしょう。

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まとめ

シャンプーが泡立たない原因や対策法、おすすめ商品をご紹介しました。

シャンプーの前にしっかりと予洗いをしたり、ブラッシングで汚れを落とすことで、泡立ちを良くすることができます。
その日の汚れ具合によっては、同じシャンプーでも泡立たないときがあるでしょう。

何度洗うのは頭皮にとって良くありませんが、どうしても洗いにくい日は2回シャンプーをしてみてください。

また、泡立たないシャンプーにも魅力があります。
頭皮や髪の汚れを優しく落とせる商品もあるので、自分に合ったものを探しましょう。