プールで髪が傷む原因は?効果的な対策法やおすすめアイテム5選もご紹介!

プールに入った後、洗い流すまで髪がきしんだりごわついたりしますよね。
特にダメージの酷い髪は、プールの水によってさらに傷みが増している可能性があります。

なぜ傷むのか原因を知り、しっかり対策をしてプールを楽しむことが髪にとって重要です。

この記事では、プールで髪が傷む原因や効果的な対策法、おすすめのケアアイテム5選をご紹介します!

監修者プロフィール

プールで髪が傷むのを予防するには?

アシスタント
プールで髪が傷まないようにする対策法はありますか?
熊倉
プールで髪が傷む原因は、水に含まれている塩素にあります。
人に害がないように薄められてはいますが、髪にはダメージを与えてしまいます。

髪に何も対策をしないままプールに入ってしまうと、乾燥した髪が塩素を含んだ水を内部まで思いっきり吸収してしまうんです。

そこで、プールに入る前におすすめなのが、髪を濡らして水分を含ませておくことです。
もともと水分を吸収している状態でプールに入れば、新しく吸収する水の量を減らすことができます。
野外の場合は、UVカット効果のあるトリートメントなどで紫外線対策もしましょう。

プールから出た後は、素早く塩素を洗い流してからシャンプーをしてください。
仕上げのコンディショナーやトリートメントは、いつもより念入りに行いましょう。

プールで髪が傷む原因

プールに入った後に、髪がきしんだり色が抜けたりした経験はありませんか?
すぐに洗い流さないと、指通りが悪くてとても扱いづらいですよね。

髪が傷む原因は一体何なのでしょうか。

プールの水に含まれる塩素

プールの水に塩素が含まれているというのは聞いたことがあるのではないでしょうか。
塩素は水を衛生的に保つために使われていますが、髪が傷む原因にもなります。

例えば、プールでよく使われる「次亜塩素酸ナトリウム」は、漂白剤などにも使われています。
プールではかなり薄められていますが、もともと強いアルカリ性であるため、髪に負担がかかるのです。

髪にとっては、弱酸性であることが良い状態を保つ条件の一つです。
塩素につかることでアルカリ性に傾くため、まるでパーマやカラーをしている時のようになります。
髪だけでなく、頭皮や肌に影響がでるケースも少なくありません。

紫外線によるダメージ

野外のプールである場合、紫外線によるダメージも髪が傷む原因です。

プールサイドの照り返しが強いため、ただ外に出ているのとは紫外線を浴びる量が違います。
肌と同じように、髪を日焼けをします。

また、プールの水で髪が濡れているため、キューティクルが開いた状態です。
その状態で強い紫外線を浴びるというのは、最悪な条件が揃っている状況だと言えます。

頭皮が赤くなったり、数時間後に皮がむけてきたという経験がある方も多いのではないでしょうか。
プールに入る前に、UVカット効果のあるトリートメントやオイルで対策をしましょう。

プールに入る前にすべき3つの対策

塩素や紫外線が髪に及ぼす影響は、侮れません。
髪のことを考えると、プールに入るのが怖くなってきますよね。

しっかり対策しておけば、髪のダメージを最小限に抑えることが可能です。

1.髪を濡らしておく

乾燥している髪やダメージのある髪は、水に使ったとたん一気に水分を吸収します。
そのため、髪が濡れていない状態でプールに入ると、塩素を含んだ水が髪の内部まで浸透してしまうのです。

プールに入る前に髪をあらかじめ濡らしておくと、新たに吸収する水の量を減らすことが可能です。

ただ、全く吸収しないわけではないため、きしみは気になるでしょう。
普段からダメージが酷い・乾燥が気になるという人は、試してみてください。

2.シリコンのキャップを被る

プールのキャップは、通気性の良いメッシュタイプを選んでいる方も多いのではないでしょうか。

髪を保護するためにおすすめなのが、シリコン素材のキャップです。
メッシュタイプのように全体に隙間がないため、防水性が高いという特徴があります。
髪が覆われる分、紫外線からの刺激も減らすことが可能です。

額部分などの隙間からは水が入るため、全く濡れないというわけではありませんが、効果は期待できます!

3.洗い流さないトリートメントをつける

これまでの内容で、「髪に何もつけないままプールに入ることに抵抗を感じるな…」という方も多いのではないでしょうか。

プールに入る前に、洗い流さないトリートメントをつけておくのも効果的です。

塩素の刺激は強いため、プールに入るとすぐに髪がきしみ始めます。
事前に保湿しておくことで、ダメージを軽減することが可能です。

また、トリートメントは髪をコーティングする役割もあります。
髪の内部に浸透する塩素の量を減らすことができるため、事前対策として有効です。

プールに入った後にすべき3つのケア

プールから上がったら、ダメージを少しでも抑えるためにケアをするのが重要です。

簡単にできるケア方法を3つご紹介します。

1.早めに髪をすすぐ

プールから上がった後、髪をそのままにして帰ったりしていませんか?
髪が塩素を吸収したまま放置すると、どんどんダメージが酷くなってしまいます。

プールにシャワーがある場合はなるべく早く洗い流してください。
いきなりシャンプーをするのではなく、水やお湯でしっかりと塩素を流すのがポイントです。
強く擦るとさらに傷んでしまうため、優しく洗い流してから髪をほぐしましょう。

シャワーがない場合は、洗い流さないトリートメントをつけておくだけでも効果があります。

2.弱酸性のシャンプーを使う

プールの水に浸かった髪はアルカリ性に傾き、きしんだりごわついたりします。

「弱酸性が髪に優しい」というのは、CMなどで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
髪を良い状態に戻すには、弱酸性のシャンプーを使うのがおすすめです。
髪が敏感になっているので、洗浄力が強すぎるシャンプーは避けましょう。

また、レモン水なども、アルカリ性の髪を中和させるのに効果的です。
シャンプーの前に髪に馴染ませると、アルカリ性を打ち消すことができます。

【2023年最新】美容師がおすすめする弱酸性シャンプー10選!効果や成分などもご紹介!

2022.05.27

3.トリートメントで保湿する

プールの水でダメージを受けた髪は、トリートメントでしっかりと保湿することが重要です。

洗い流すタイプと洗い流さないタイプを併用すると、さらに効果的です。
きしんで扱いにくくなった髪も、すぐに滑らかな状態に戻すことができます。

ヘアパックなど、特にダメージが酷い日に使うケアアイテムも常備しておくと便利です。

プールに入る前のダメージ対策としても使えるトリートメントは必需品ですね!
プール後は髪の内部まで塩素で刺激を受けているため、高い保湿効果のある商品を選びましょう。

プール上がりにおすすめのヘアケアアイテム5選

プールの水によるダメージを受けた髪は、キューティクルが開いて摩擦にも敏感な状態です。
保湿力の高いトリートメントやオイル、摩擦の少ないヘアブラシを選ぶと、傷みを軽減できます。

プール上がりにおすすめのケアアイテム5選をご紹介します。

1.いち髪 プレミアム ラッピングマスク トリートメント サクラ

いち髪 プレミアム ラッピングマスク トリートメント サクラ
メーカー いち髪
価格 973円

いち髪 プレミアム ラッピングマスク トリートメント サクラの特徴は、下記の通りです。

  • 濡れた髪の摩擦を予防する
  • 桜満開の香り
  • 絹のような触り心地になる
  • ツヤとまとまりがすぐに実感できる

プールに入った後のきしんだ髪は、摩擦にも敏感になっています。
摩擦の予防ができるうえ、手触りの変化もすぐに実感できるのでおすすめです。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 洗い流す瞬間に手触りの変化がわかる
  • ボリュームが抑えられてまとまる
  • ダメージヘアがサラサラになった
  • 容量が多くてコスパがいい

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2.大島椿 40mL (髪・頭皮・肌 ヘアオイル)

大島椿 40mL
メーカー 大島椿
価格 927円

大島椿のヘアオイルの特徴は、下記の通りです。

  • 天然椿油100%
  • 無香料・無着色
  • べたつかず、軽い質感
  • 頭皮や肌にも使える

髪だけでなく、頭皮や肌にも使用できるため、プールに入った後もこれ1本でケアできます。
100%植物性オイルなので、素材にこだわりがある方にもおすすめです。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 髪がさらさらのツヤツヤになる
  • つげ櫛の手入れにも使える
  • 髪質が柔らかくなった
  • 静電気が起きにくくなった
  • パサつきが改善された

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3.ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン

ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン
メーカー ミルボン
価格 2,500円

ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョンの特徴は、下記の通りです。

  • 髪がしっとりする
  • クリームタイプ
  • 女性らしく甘い香り
  • 広がりやすい髪もまとまる

もともと髪質の硬い方や、ごわつきやすい方でも、柔らかい質感に近づけることができます
タオルドライ後、濡れた髪に浸透させるのがおすすめです。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 乾燥しやすかった髪が潤った
  • ストレートアイロンが通りやすくなった
  • 指通りが良くなる
  • 剛毛が柔らかくなった

つけすぎると髪が重くなってしまうという声もあるため、使用量には注意しましょう。

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4.ナプラ エヌドット N. シアオイル

ナプラ エヌドット N. シアオイル
メーカー 株式会社 ナプラ
価格 2,870円

ナプラ エヌドット N. シアオイルの特徴は、下記の通りです。

  • サラっと軽い質感
  • 髪に馴染みやすい
  • 柔らかい髪にハリを与える
  • 上品なホワイトフローラルの香り
  • ダメージヘア用のオイル

シアバターやマルラオイルが配合されており、高い保湿効果が期待できます。
軽い質感なので、軟毛の方にもおすすめです。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • べたつかずサラサラになる
  • 美容院帰りのような香りがする
  • ブラシが通りやすく、摩擦が気にならない
  • ブリーチ歴のある髪でもまとまる

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5.タングルティーザー コンパクトスタイラー

タングルティーザー コンパクトスタイラー
メーカー Tangle Teezer
価格 2,291円

タングルティーザー コンパクトスタイラーの特徴は、下記の通りです。

  • 密度の高いブラシでサラツヤになる
  • 持ちやすいコンパクトサイズ
  • 保護カバー付きなので持ち歩きやすい
  • ホログラムが美しいピンクシェルカラー

タンクルティーザーは、髪にかかる負担が少なく、髪の絡まりがすぐにほどけると人気のイギリス産ブラシです。
摩擦が軽減されるため、プール上がりの濡れた髪にも使えます。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 櫛の通りが良い
  • ウィッグにも使える
  • 握りやすいサイズ感
  • 頭皮に当たる感じも心地よい
  • 段差があるブラシ部分で髪をすぐにほぐせる

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まとめ

プールで髪が傷む原因や効果的な対策法、おすすめアイテムについてご紹介しました。

プールの水に含まれている塩素は髪にダメージを与える原因になり、野外の場合は紫外線の刺激も加わります。
何も対策をしないままプールに入ってしまうと、髪の内部まで塩素が浸透してきしみやごわつきの原因になるのです。

トリートメントで髪をコーティングしたり、キャップで髪を保護することで、ダメージを少しでも軽減しましょう。
プールから出た後はしっかり塩素を流すことや、徹底的な保湿が重要です。

ダメージをゼロにすることはできませんが、対策をすることで心置きなくプールを楽しんでください!