せっかく髪を染めても、数週間で色落ちしてしまった経験はありませんか?
美容院でカラーをするとコストもかかるため、できるだけ長く色を維持したいですよね。
髪の色落ちを避けることは不可能ですが、対策をすれば長く維持させることは可能です。
また、色落ちしてもきれいな髪色もあるんです!
この記事では、髪の色落ちを予防する5つの方法や色落ちを楽しめるカラー、おすすめ商品などをご紹介します!
髪の色落ちを防ぐには?
カラーが髪に定着する前にシャンプーをしてしまうと、最初の段階で髪色が落ちてしまいます。
また、日々のダメージケア、保湿が欠かせません。
キューティクルが開くと、髪の内部にある水分や栄養・色素が逃げていきます。
潤いが失われるうえに、髪色の持ちが悪くなってしまうのです。
髪を保湿して乾燥させないことで、キューティクルを整えることができます。
紫外線やドライヤーの熱などもダメージの原因になるので、UVカットや熱対策のできるアイテムも使いましょう。
髪色が落ちるとどんどん明るくなっていきます。
理想のカラーより暗めに染めたり、ブルーやオリーブ系の色で赤みを抑えるのも一つの手です。
髪が色落ちする原因は?
ダメージでキューティクルが開いている
髪のダメージが酷く、キューティクルが開いている状態は、色落ちの原因になります。
キューティクルは水分や栄養を閉じ込めるだけでなく、髪の色素を守る役割も果たします。
キューティクルが開いてしまう原因には、下記のような例が挙げられます。
主な原因は、髪に水分が足りていないことです。
ドライヤーの熱や紫外線のダメージを受けるときにも、髪の水分は奪われていきます。
保湿することでキューティクルが整えられ、潤いや色素を守ることができるのです。
もともと色落ちしやすい髪質
もともと色落ちしやすい髪質というのも存在します。
特に、パサついている髪やダメージ毛は色落ちが早い傾向にあります。
しっかり保湿ケアをしていても、セルフケアだけでは改善できない髪質の人も少なくありません。
これは、天然パーマや剛毛、うねりやすい髪などと同じように、生まれつきの髪質です。
最近では「髪質改善」のメニューを採用している美容院が増えてきています。
セルフケアで改善できない髪質の悩みは、一度プロに相談してみると良いでしょう。
髪の色落ちを予防する5つの方法
1.紫シャンプーを使う
髪が色落ちするとき、赤っぽくなったり黄色っぽくなったりしませんか?
紫シャンプーは、日本人特有の赤みなどを抑える効果があります。
また、市販のシャンプーには洗浄力の強いものが多く、色落ちを加速させる原因です。
紫シャンプーは髪に色を入れるものではありませんが、色落ちを遅くするかつ、赤みを抑えることで抜けた後の髪色が落ち着いた色になります。
他にも、シルバーやピンクのカラーシャンプーもあるため、ヘアカラーによって使い分けるのがおすすめです!
おすすめの紫シャンプーについては、以下の記事で紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
2.髪を濡れたまま放置しない
あ風呂上がりについつい髪を濡れたまま放置していませんか?
髪が濡れるとキューティクルが開くため、そこから水分や色素が逃げていってしまいます。
ただでさえシャンプーの時に少しずつ色は落ちていくのに、そのあとも濡れたまま放置しては、色落ちが加速する一方です。
シャンプー後は放置せず、すぐに乾かすことが大切です。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使いながら乾かし、最後に冷風を当てるとキューティクルが整います。
3.カラーをした日はシャンプーをしない
ヘアカラーが終わると、綺麗に発色していますよね。
ただ、色素が髪にすぐ定着するわけではありません。
美容院で、「今日はシャンプーをしないでください」と言われたことはありませんか?
それは、色素が定着する前に洗い流してしまうのを防ぐためなのです。
カラーして初めてシャンプーをするときに、お湯に色がついていたり、バスタオルに色がつくことも少なくありません。
色素が定着するまで時間を置くことで、より色落ちを防ぐことが可能です。
カラーした日と、できれば翌日はシャンプーをしないようにしましょう。
4.ヘアアイロンは短時間で済ませる
ヘアアイロンを一ヵ所に長時間当ててしまうと、その部分の色がすぐに抜けてしまいます。
ヘアアイロンの熱でダメージを受けた髪は、軽くやけどをしているような状態です。
キューティクルは当然開き、そこから水分や色素が逃げていきます。
毛先のほうは、アイロンを当てることが多いうえに髪の中で最も古い部分であるため、よりダメージを受けやすいです。
温度が低すぎると、セットしづらく逆に何度もアイロンを当てることになります。
扱いやすい温度に設定し、アイロンで挟む時間を短くできるように意識しましょう。
5.オイルやトリートメントで保湿する
これまでの内容で、キューティクルの状態と髪の色落ちが深く関係していることがわかりましたね!
キューティクルが開いてしまう原因は、主に乾燥やダメージです。
- 外で紫外線を浴びた後
- シャンプーをした後
- ドライヤーをした後
上記のような場面で、髪は常に乾燥しています。
水分を与えるために、ヘアオイルやトリートメントで保湿することが欠かせません。
お風呂上がりはもちろん、朝出かける前や外出先でも保湿できるアイテムがあると良いでしょう。
おすすめの市販オイルトリートメントは以下の記事を参考にしてみてください。
色落ちしにくい髪色にするのもあり!
ブラウン・ベージュ系のカラー
ブラウンやベージュ系のカラーは、色落ちしている感があまり出ないのが特徴です。
ブラウンは暖色系で優しい雰囲気を作ることができ、ベージュ系は明るく大人っぽい印象を作ることができます。
ブリーチが必要なカラーよりもお手入れが簡単なのも魅力的です。
色落ちするときはだんだん明るくなっていくため、理想のカラーよりも暗くしておくのもおすすめです!
オリーブ系のカラー
オリーブ系のカラーは、赤みを抑える効果があり、同時に透明感も楽しむことができます。
元の髪色が明るければ、ブリーチなしでもしっかり発色します。
「ブリーチなしで透け感のあるカラーにしたい」という方におすすめです。
暗めに入れたほうが色持ちが良く、赤みが出にくいので落ち着いた印象を長く維持することが可能です。
ブリーチしたほうが透明感はさらに出ますが、その分色が落ちやすく、お手入れにも手間がかかるので注意が必要です。
色落ちしても可愛い♪変化を楽しめるカラー3選
1.プリンも気にならない!グラデーション
グラデーションカラーは、下に行くにつれて明るくなっていくのが特徴です。
トップの部分が暗いため、染めるのは中間からでOKです。
トップを染めないことで、時間が経ってもプリンが気にならないのが魅力的です。
染めた部分はだんだん色落ちしますが、グラデーションは長く維持することができます。
ただ、ブリーチは必須になるため、日々のケアや毛先のダメージには注意が必要です。
2.赤くなる悩みを解消!グレージュ
グレージュとは、赤みを打ち消すグレーと、柔らかさのあるベージュが組み合わさったカラーです。
暗めで落ち着いた髪色なのに、透明感がありますよね。
地毛のような黒髪とは違い、垢抜けた雰囲気になります。
色落ちの悩みにありがちな赤みが出にくいため、ゆっくり色落ちするのが魅力的です。
「暗めがいいけど、重い雰囲気にはなりたくな」という方におすすめのカラーです!
3.柔らかい印象に♪アッシュ系
画像のヘアカラーは、ラベンダーアッシュです。
その他にも、アッシュ系にはグレーやベージュ、ピンクなど様々なバリエーションがあります。
アッシュは透明感と柔らかさを再現できるカラーで、ブリーチによる黄ばみや、色落ちしたときの赤みを軽減できます。
特にラベンダーやピンクは、発色を良くするためにブリーチをする人がほとんどです。
ブリーチした髪が色落ちすると、黄ばみが目立つ印象ですよね。
アッシュなら、色落ちしたときも柔らかさが残るのでおすすめです!
髪の色落ちを防げる!おすすめ商品3選
1.エンシェールズ カラーバター アッシュピンク 200g
メーカー | エンシェールズ |
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価格 | 2,244円 |
エンシェールズのカラーバターは、90%がトリートメントでできています。
染めるときに髪を傷めず、同時にヘアケアもできるのが大きな魅力です。
黒髪では発色しないため、もともと明るめの髪か、ブリーチした髪に使う必要があります。
濃い色が維持できるのは1カ月程度、2カ月ほど経っても薄いピンクの状態を楽しむことができます。
ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。
- ブリーチで傷んだ髪もつるつるになった
- ピンク系の髪色を維持しやすい
- 肌への着色が気にならない
- 香りがきつくない
2.ALIVE COLOR KEEP SHAMPOO (Silver)
メーカー | ALIVE |
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価格 | 1,719円 |
こちらのシャンプーには、ブリーチした髪のケアや色持ちを持続させる効果があります。
シルバーシャンプーは、グレーやベージュなどの無彩色系カラーの髪におすすめの商品です。
その他にも暖色カラーにおすすめのピンク、寒色系からーにおすすめのムラサキが販売されています。
コンディショニング成分と保湿成分が含まれており、洗いながらダメージケアができるシャンプーです。
ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。
- 発色が良くなった
- 3日ほどで落ちていた赤が1週間維持できた
- 色落ちしても黄色みがきにならなくなった
- 泡立ちがいい
3.パンテーン ミラクルズ 洗い流すトリートメント カラーシャイン 120g
メーカー | パンテーン |
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価格 | 1,242円 |
こちらのトリートメントには、色落ちを抑えながらダメージケアできる効果があります。
美容液カプセルがダメージを補修し、濃厚なクリームが髪の内部に色を閉じ込めます。
ローズとジャスミンを混ぜた香りが上品なのも、人気のポイントです。
スペシャルケアの位置づけなので、週に3回程度の使用で効果が実感できます。
ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。
- カラーの持ちが断然よくなった
- コーティングされている感じがする
- しっとりさらさらになる
- ヘアカラー後のごわつきがなくなった
まとめ
髪の色落ちを予防する方法や、おすすめのヘアカラーをご紹介しました。
キューティクルが開いて髪が無防備な状態は、髪色がどんどん落ちていく原因になります。
シャワー後はすぐに乾かしたり、トリートメントやオイルでの保湿を欠かさず行いましょう。
また、髪色が落ちる過程を楽しめるヘアカラーもたくさんあります。
中にはブリーチを必要とするカラーもあるため、好みに合わせてプロに相談してみましょう!