髪を紫外線から守るには?5つの対策法やおすすめ商品3選を解説!

紫外線の影響を受けているのは、肌だけでなく髪も同じです。
「肌には日焼け止めを塗るけど、髪は特にケアしていない」という方も多いのではないでしょうか。

髪も、紫外線を浴びることでダメージを受けます。
特に、日差しの強い夏は注意が必要です。

この記事では、髪を紫外線から守る5つの対策法や、おすすめ商品3選を解説します!

紫外線によって髪が受ける3つの影響とは?

紫外線を気にする女性

1.ヘアカラーが抜けやすくなる

髪の内部には、色を左右するメラニン色素というものがあります。
紫外線はこのメラニン色素を分解してしまうため、対策をしないとヘアカラーが抜けやすくなります

ヘアアイロンやドライヤーで熱を与えたときに、髪色が茶色くなってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
紫外線も髪に熱を与えるため、髪の表面を保護するキューティクルを剥がしてしまいます。
キューティクルが剥がれた髪はとてもデリケートで、内部まで紫外線を侵入させてしまうのです。

2.乾燥やパサつきが気になる

紫外線は髪を乾燥させ、パサつく原因にもなります。
これにもキューティクルの状態が関係しており、髪の潤いを外に逃がしてしまうのです。

普段の保湿ももちろん重要ですが、外出前の紫外線対策は意識していないという方も多いのではないでしょうか。
髪がパサつくのは、保湿不足や空気の乾燥だけが原因ではありません。

潤った髪をキープするためにも、紫外線対策をしましょう。

3.日焼けで頭皮が炎症を起こす

海やプールに行った後、頭皮が赤くなったり皮膚がめくれたりした経験はありませんか?

髪と同じように、頭皮も紫外線を浴び続けると炎症を起こします。
頭頂部は日が一番当たりやすいため、特に夏はひりひりすることがありますよね。

帽子などで保護する方法もありますが、最近は頭皮を保湿するスプレーなども販売されています。
「今日は焼けてしまったかも」と思った時はアフターケアも重要でしょう。

髪の紫外線ダメージを対策するには?

アシスタント
髪を紫外線から守る対策法を教えてください!
熊倉
紫外線は、髪の水分を奪ったり、髪色が抜けたりする原因になります。
肌と同じように、髪の紫外線対策も欠かせません。

紫外線対策としておすすめなのは、日傘や帽子で髪を守ることや、髪専用の日焼け止めやUVカット効果のあるトリートメントを使うことです。

日傘や帽子を、肌を焼かないために使っている方は多いのではないでしょうか。
髪の紫外線対策にも効果的なので、日常的に使うと良いでしょう。
帽子は周りにつばがあり、髪を隠せるものが好ましいです。

さらに、髪専用の日焼け止めもおすすめです。
最近では肌にも髪にも使える商品が増えています。

日傘や帽子だけで紫外線を防ぎきれるわけではありません。
徹底的な対策がしたい場合は、併用するとより効果的でしょう。

髪を紫外線から守ろう!5つの対策法

紫外線対策をする女性[/caption]

1.帽子や日傘を使う

帽子や日傘を使えば、髪が直接浴びる紫外線の量をカットすることができます。

100%カットできるわけではありませんが、何も対策をしていないときと比較すると、熱の帯び方の差は一目瞭然です。
帽子は全体につばがついているとより効果的です。

また、日傘のUVカット加工は、永久的なものではありません。
水に濡れたり、摩擦が起きることで少しずつ効果が薄れていくのです。
数年に1回は買い替えると良いでしょう。

2.髪専用の日焼け止めをつける

髪専用の日焼け止めを使うのも、紫外線対策に効果的です。

簡単に吹きかけられるスプレータイプのものや、UVカット効果のあるトリートメントなどがあります。
肌の日焼け止めと同じように、数時間おきに使用するとより効果的です。

外出先ではスプレータイプが使いやすく、髪型も崩れにくいのでおすすめです。
日焼け止めを使用したうえで、帽子や日傘を使うと対策としてはバッチリでしょう!

3.髪を濡れたままにしない

お風呂上がりに髪を濡れたまま放置したり、朝シャワーを浴びた後に中途半端に乾かして外出していませんか?
髪が濡れているとキューティクルが開き、紫外線が入ってきやすくなります。

半乾きの状態で外出すると、通常の何倍ものダメージを受けることになるのです。
日ごろから髪をしっかりと乾かすことを心がけましょう。

そのため、海やプールなどで髪が濡れてしまうのも良くありません。
髪は結んでなるべく濡らさないようにすると良いでしょう。

4.分け目を変える・髪をまとめる

髪の分け目を変えたり、髪をまとめることで紫外線の影響を分散させることができます。

分け目がずっと同じだと、その部分ばかり紫外線を浴びます。
頭皮が焼けてしまった経験がある方は、分け目の部分が最も酷かったのではないでしょうか。
分け目を定期的に変えることで、ダメージが一ヵ所に集中するのを防ぐことが可能です。

また、髪は下ろしているよりも結んでいるほうが紫外線を浴びる面積が減ります。
表面は露出してしまうので、スプレーや帽子で対策をしましょう。

5.ブラシでキューティクルを揃える

髪は、知らぬ間にほこりや皮脂などで汚れています。
ブラッシングをすることで、汚れを落としたりキューティクルを揃えることができます。

髪を整えないまま放置していると、髪が絡まって摩擦が起こり、キューティクルが開きます。
すると、紫外線の影響も受けやすくなるのです。
外出先でもブラシを持ち歩き、こまめに整えることをおすすめします。

「ブラッシングも摩擦が起こるからよくないのでは?」というイメージもありますよね。
プラスチック製など、摩擦や静電気の起こりやすいブラシは避け、植物毛や目の粗いものを選ぶと良いでしょう。

紫外線を浴びた髪のケア方法3つ

1.ドライヤーの風を低温にする

紫外線を浴びた髪や頭皮は、熱によってダメージを受けている状態です。
キューティクルが開き、水分が失われていることも少なくありません。

特に海やプールに行った後は、頭皮がひりひりすることがありますよね。
その状態で高温のドライヤーを当てるのは、やけどした部分に熱を与えることと同じです。
すると、キューティクルが剥がれてしまったり、頭皮がさらに炎症を起こしたりと、ダメージを悪化させる原因にもなります。

紫外線をたくさん浴びた後は、ドライヤーの風を低温に設定しましょう。
仕上げに冷風を当てるとキューティクルが整いやすくなります。

以下ではおすすめの低温ドライヤーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【必見】美容師がおすすめする低温ドライヤー3選と効果・メリットも解説!

2022.06.02

2.トリートメントで潤いを与える

紫外線を浴びた髪は、水分が奪われて乾燥している状態です。
そのまま放置してしまうと、さらにダメージが悪化してしまいます。

髪に潤いを与える方法として、トリートメントの使用がおすすめです。
トリートメントには、洗い流すタイプのものや、濡れた髪にも乾いた髪にも使えるタイプなどがあります。

洗い流すトリートメントだけでは、ドライヤーのときにまた乾燥してしまいがちです。
タオルドライ後にも洗い流さないトリートメントをつけると、より保湿効果が期待できます。
馴染みやすいヘアオイルは外出先でも使えるため、一つ持っておくと便利です。

また、シャンプーは洗浄力の高すぎるものを避け、保湿成分の含まれたものを選ぶと良いでしょう。

以下の記事では、コスパもよく保湿成分のあるトリートメントを紹介しています。

【ヘアケア必須】プチプラで買える洗い流さないトリートメント9選を紹介♪種類や使い方も解説

2021.02.28

3.海やプールに入った後は丁寧に洗い流す

海やプールに入った後は、丁寧に洗い流すことが大切です。

海水の塩分やプールの塩素は、髪を傷ませる大きな原因になります。
普段シャワーを浴びたときよりも、髪のきしみが気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。

海水やプールの水で濡れた髪を放置すると、髪に含まれるたんぱく質がどんどん傷ついていきます。
「帰ってからでいいや」と放置するのではなく、できるだけ早く洗い流しましょう。
シャンプーをする前に、まずは丁寧に洗い流すのがポイントです。

キューティクルも剝がれやすくなっているため、トリートメントも忘れずにしましょう。

ケアをする必要性については、以下の記事で詳しく紹介しています。

プールで髪が傷む原因は?効果的な対策法やおすすめアイテム5選もご紹介!

2021.07.14

髪の紫外線対策におすすめな商品3選

1.いち髪 さらツヤつづく和草UVカットスプレー 50g

いち髪 さらツヤつづく和草UVカットスプレー 50g
メーカー いち髪
価格 950円

こちらの商品は、髪や地肌だけでなく、肌にも使えるUVカットスプレーです。
ノンシリコン処方で、白くならないのも特徴です。
SPF50+と、UVカット効果が大きく、紫外線による髪色の退色を防ぐこともできます。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • パウダーが入っているのでさらさらになる
  • スプレーによるべたつきや油分が気にならない
  • 山桜の香りが強すぎず使いやすい
  • ピンポイントではなく、まんべんなくスプレーが広がる

スプレー特有の、固まる感じやべたつきが気にならないという声が多くあります。
地肌にも使えるので、分け目もガードできますね!

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2.パンテーンミー UVカット ヘアオイル 洗い流さないトリートメント 50mL

パンテーンミー UVカット ヘアオイル 洗い流さないトリートメント 50mL
メーカー パンテーン
価格 1,089円

こちらのトリートメントの特徴は、下記の通りです。

  • さらさらなテクスチャで髪型を崩さない
  • 柚子・ジャスミンの香り
  • 紫外線やドライヤーの熱から髪を守る
  • 髪を一本一本コーティングする

オイルで髪に水分を与えると、ヘアスタイルが崩れてしまいそうで心配ですよね。
さらさらで軽いテクスチャなので、馴染みやすく髪も崩れにくいのでおすすめです!

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • テクスチャが軽く、髪全体に行き渡りやすい
  • さらさらで全くべたつかない
  • 数週間使って、ダメージが抑えられているのを実感した
  • 日中のパサつきがなくなった

普段のヘアケア用としても使えるという声もあります。
つけたときのさらっとした質感が、髪を柔らかくする点も魅力的です。

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3.KOSE サンカット パーフェクト UVスプレー 無香料 60g

KOSE サンカット パーフェクト UVスプレー 無香料 60g
メーカー サンカット
価格 533円

こちらのスプレーはSPF50+でUVカット効果が高く、ウォータープルーフで汗や水に強いのが特徴です。
肌にも髪にも使用でき、石けんで洗い流すことができます。
長時間効果が続くため、こまめにスプレーのかけなおしができないときにも便利です。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • 白くならず、べたつかない
  • 外出先でも簡単に使える
  • 乾燥が気にならない
  • 無香料なのでにおいがきにならない
  • 水に強くて効果が持続する

ウォータープルーフは髪や肌への密着度が高いため、べたつきや乾燥が心配ですよね。
こちらのスプレーは、潤い効果もあり、乾燥が気にならないという声が多くあります。
汗で塗りなおしが多い方にもおすすめです!

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まとめ

髪を紫外線から守る対策法や、おすすめ商品についてご紹介しました。

髪も肌と同じように紫外線のダメージを受け、乾燥したりヘアカラーの持ちが悪くなったりします。
最近は髪専用の日焼け止めや、髪にも肌にも使えるアイテムが増えてきています。
帽子や日傘などの対策に加え、日焼け止めも取り入れるとより効果的です。

また、紫外線を浴びた後の髪は水分が抜け、デリケートな状態です。
トリートメントで保湿をし、タオルなどの摩擦を抑えると良いでしょう。