皆さんは、どのような基準でシャンプーを選んでいますか?
メーカーで選ぶ人・試してみて良かったものを選ぶ人・好きな香りで選ぶ人など、選び方はいろいろありますよね。
相性の良いシャンプーは、髪質や成分によって異なります。
髪を健康に美しく保つためには、髪に合ったシャンプーの種類を知ることが重要です。
この記事では、代表的なシャンプー7種類と選び方、トライアルについて解説します!
目次
シャンプーを選ぶポイントは?
例えば、軟毛や猫っ毛で髪が細めである場合、重たいテクスチャーだとベタつきやボリュームダウンの原因になります。
オイルが多く含まれているシャンプーは避け、ノンシリコンシャンプーなどの洗い上がりがさっぱりするものもおすすめです。
また、頭皮の肌質も重要です。
乾燥しやすくて悩んでいる場合は、使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があります。
アミノ酸系シャンプーなどの洗い上がりが優しいものや、保湿成分がたっぷり含まれているシャンプーを選ぶと良いでしょう。
新しいシャンプーを少量で試したいという方も多いのではないでしょうか。
1日分では効果がわかりにくいため、2週間ほどは試してみることをおすすめします。
シャンプーは髪質に合うものを選ぼう!
シャンプーは、髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
まず、髪が硬めの人は、ごわつきやボリュームが気になりますよね。
まとまりやすくするには、水分を補給して髪を柔らかくする必要があります。
洗浄力の強いシャンプーは避け、保湿成分がたっぷり入っているものや油分が含まれているシャンプーを選びましょう。
髪が柔らかい場合は、ペタっとしたり猫っ毛が気になったりしますよね。
ボリュームアップには、髪にハリやコシを与えることが重要です。
キトサンやケラチンは髪をしっかりさせる効果があるため、たっぷり含まれているものを選びましょう。
また、ダメージのひどい髪は、日常的に保湿を怠ってはいけません。
保湿成分はもちろんのこと、ケラチンやCMCなど栄養補給ができる成分も必須です。
シリコンは含まれていないほうがいい?
最近、ノンシリコンシャンプーが注目を集めていますよね。
そもそもシリコンは、髪の手触りを滑らかにするために含まれている油分のことです。
髪の表面をコーティングするため、きしまず滑らかになります。
ただ、そのシリコンが髪や頭皮に残り続けることでベタつきやフケなどの原因になることもあるのです。
ノンシリコンシャンプーはきしみやすいというデメリットがありますが、洗浄力が優しく栄養がたっぷりと入っていればメリットの方が大きくなります。
それぞれの良さがあるため、髪に必要な成分が入っているのかをチェックすると良いでしょう。
代表的なシャンプーはこの7種類!
普段から、シャンプーの種類を気にしていますか?
「細かい種類は気にしたことがない」という方も多いのではないでしょうか。
ここからは、代表的なシャンプー7種類をご紹介します!
1.アロマシャンプー
アロマシャンプーとは、その名の通りアロマオイルが含まれたシャンプーです。
商品によって使われているアロマの種類が異なり、好みの香りを選ぶことができます。
リラックス効果が非常に高いため、バスタイムがご褒美の時間になるでしょう。
アロマシャンプーの効果として、植物成分や果実オイルが髪を内側からケアすることも挙げられます。
食生活に気を遣って栄養を取り入れるのと同じで、髪に必要な養分を与えることができます。
また、アミノ酸系のシャンプーを選べば、同時にフケやかゆみといったトラブルも改善されるでしょう。
アロマシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください!
2.馬油シャンプー
馬油シャンプーには、馬の皮下脂肪が含まれています。
昔から肌に良いとされ、アジアで盛んに使われてきました。
ただ、馬油シャンプーには界面活性剤を配合したものが多く、洗浄力が強いです。
洗い上がりがスッキリする点はメリットですが、刺激が強めなので敏感肌の人には向いていません。
中にはアミノ酸系のシャンプーもあるため、洗い上がりが優しいものを選びたい場合はそちらにしましょう。
馬油シャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
3.メントールシャンプー
メントールとは、ペパーミントなどに含まれる香り成分のことです。
爽快感があるため、歯磨き粉などにも含まれているのを見かけるのではないでしょうか。
洗い上がりがスースーするため、さっぱり感が好みの人や、夏に涼しくなりたいという人におすすめです。
頭皮に刺激を与え、血行をよくする働きもあります。
ただ、敏感肌には刺激が強く、ヒリヒリする可能性もあるため注意が必要です。
メントールシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
4.フルボ酸シャンプー
フルボ酸に含まれる成分には、下記のようなものが挙げられます。
- アミノ酸
- ビタミン
- ミネラル
- 酵素
上記の成分が豊富に含まれていることで、地肌を健康に保つ効果があります。
感想も予防できるため、フケやかゆみも改善することが可能です。
フルボ酸シャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
5.ヘナシャンプー
ヘナとは植物から植物からとれる染料のことで、オーガニックカラーにもよく使われています。
- 髪や肌に優しい
- 皮脂をしっかりと落とす
- 毛穴の汚れを洗い流す
- 髪にハリを与え、ボリュームアップさせる
ヘナシャンプーには、上記のような効果があります。
中には、界面活性剤や化学成分が含まれたシャンプーもあります。
洗浄力が強く、頭皮に汚れが蓄積しやすいため、頭皮トラブルの原因になることも。
トラブルを防ぐためには、化学成分が含まれていないシャンプーを選ぶと良いでしょう。
ヘナシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
6.ノンシリコンシャンプー
シリコンは、髪の表面を滑らかにし、指通りを良くするために含まれている成分です。
シリコンが髪に悪いわけではありませんが、コーティング力が強すぎると、ベタついたり乾きにくかったりという影響があります。
洗い残しがあると頭皮にシリコンが蓄積され、抜け毛やフケなどの頭皮トラブルを起こすこともあります。
ノンシリコンシャンプーはシリコンが入っていない分、洗い上がりがスッキリするのが特徴です。
初めはきしみを感じやすいですが、使い続けていくと髪にハリが出てきます。
コーティングもされないので、ヘアカラーやパーマの効果実感しやすい点もメリットの一つです。
ノンシリコンシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
7.アミノ酸シャンプー
アミノ酸シャンプーは保湿効果が非常に高く、髪や頭皮への刺激が少ないシャンプーです。
市販のシャンプーは洗浄力の強いものが多く、特に敏感肌の人は頭皮トラブルが起こりやすいのではないでしょうか。
頭皮には必要な皮脂もあるため、洗い流しすぎるのは厳禁です。
アミノ酸シャンプーは洗い上がりが優しいため、肌が弱い人も安心して使うことができます。
最近はアミノ酸シャンプーかつノンシリコンの商品も増えてきており、シャンプーの選び方が多様化している印象です。
アミノ酸シャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
シャンプーを試したい場合はトライアルサイズもあり!
お店や街で、化粧品のサンプルをもらうことがありますよね。
そのサンプルと同じように、少量から試せるシャンプーも販売されています。
トライアルシャンプーのメリットや注意点をご紹介します。
トライアルサイズのシャンプーを使うメリット
新しいシャンプーを試したくても、「合わなかったらどうしよう」と不安になりますよね。
通常のサイズで購入し、合わなかったら処分するというのは勿体無く感じます。
そこで、トライアルサイズのシャンプーで試してみるのがおすすめです。
市販で、旅行に持って行きやすいサイズや、袋で小分けになっているものを見かけたことがあるのではないでしょうか。
小さめのサイズなら使い残しの心配がないため、気軽に試すことができます!
どのくらいの期間試すべき?
シャンプーと髪の相性は、一度使っただけでは判断できません。
効果を試すのにおすすめな期間は、約2週間です。
シャンプーによって成分が違うため、こまめに種類を変えてしまうと髪に負担がかかります。
また、美容成分などが内部まで届き、効果を実感するには2週間ほどかかるのです。
その頃には髪がシャンプーに慣れているため、相性の良し悪しが判断しやすくなっています。
デメリット・注意点もある!
トライアルサイズのデメリットは、1回分買うだけでは効果がわかりにくいということです。
先ほどご紹介したように、2週間ほど使わないと髪との相性はわかりません。
シャンプーを変えた時にパサつきなどを感じることがありますが、それは成分の変化に髪が適応していないことが原因と考えられます。
せっかく相性のよいシャンプーでも、効果が出る前に見切りをつけてしまうと、何度も同じことの繰り返しです。
短期間でいろいろなシャンプーを使うことは髪に負担をかけるため、最低でも2週間は継続して使いましょう。
トライアルシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
オーダーメイドできるシャンプーもおすすめ!
自分好みにカスタマイズできる、オーダーメイドシャンプーもおすすめです。
髪質や肌質、カラーを長持ちさせたいなどの要望からも選ぶことができます。
市販のシャンプーはターゲットが広いため、相性が悪いものを選ぶと思わぬトラブルをひき起こすことも。
悩みや要望にあった成分を組み合わせることで、理想のシャンプーに出会うことができるでしょう。
オーダーメイドシャンプーについての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
まとめ
代表的なシャンプー7種類や、選び方・トライアルシャンプーについてご紹介しました。
髪質や肌質により、相性の良いシャンプーは異なります。
最近は洗浄力が優しいものや、天然由来のシャンプーが注目を集めています。
敏感肌でなくても、化学成分は頭皮に蓄積されていくため、頭皮環境を見直すことが重要です。
この記事を参考に、自分の髪にぴったりのシャンプーを探してみてください!