ケアブリーチを選ぶ3つのメリットとは?セルフケアの方法やおすすめアイテムも解説!

「髪をハイトーンにしておしゃれを楽しみたいけれど、ブリーチは髪が傷みそうで怖い」という方は多いのではないでしょうか。
外国人風の明るい髪や透明感のある髪にするには、ブリーチが欠かせません。
できるだけダメージを抑えながら、理想のカラーを楽しみたいですよね。

そんな願いのある人たちの中で、「ケアブリーチ」を選ぶ人が増えてきているんです。

この記事では、ケアブリーチを選ぶ3つのメリットやセルフケアの方法、おすすめアイテムをご紹介します!

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そもそもブリーチって何?

ブリーチとは、髪の色素を分解することで色を抜く方法です。
回数を重ねるにつれて金髪に近づき、より明るいカラーを実現させることができます。

ほとんどの日本人は、もともと黒やこげ茶の髪ですよね。
例えば、黒い画用紙に色鉛筆で絵を描く想像をしてみてください。
明るい色で描いても、ほとんど見えませんよね。

髪も同じで、もともとの暗い髪のままカラー剤を塗っても、ハイトーンにはできません。
暗い茶色など、落ち着いた色は再現できますが、明るくしたいのであれば、ブリーチが必要です。

ブリーチについて詳しく説明している記事があるので、気になる方はこちらをチェックしてみてください!

ケアブリーチとは?

ケアブリーチとは、ダメージを最小限に抑えながら髪を明るくすることができるブリーチです。
ブリーチ剤は通常のブリーチと変わりませんが、そこにプラスしてプレックス剤を使用します。

プレックス剤は、髪のダメージを抑えるために、パーマやカラーの薬に混ぜるものです。
トリートメントにも使われることがあり、髪質改善のメニューでも活躍します。

通常のブリーチは、回数をかさめると髪が脆くなり、枝毛や切れ毛も増えてしまいます。
ケアブリーチはダメージが少ないため、繰り返しても髪が影響を受けにくい点が大きなメリットです。

ケアブリーチは髪へのダメージがないの?

アシスタント
ケアブリーチなら、ダメージなくハイトーンにすることができるんですか?
熊倉
ケアブリーチが、全く髪にダメージを与えないというわけではありません。
髪の色素を分解するのは通常のブリーチと変わらないため、少なからずダメージはあります。

ただ、ブリーチしながら髪をケアし、ダメージを最小限に抑えられる点がケアブリーチの強みです。
ハイトーンにするためにケアブリーチを繰り返しても、通常のブリーチのように髪が脆くなるリスクは低くなります。

ブリーチした髪はアフターケアが大変なイメージがあるかと思いますが、ケアブリーチなら手触りもなめらかで、扱いやすい仕上がりにすることが可能です。

その効果を持続させるには、セルフケアも欠かせません。
トリートメントや洗浄力の優しいシャンプーなどを使い、ダメージをできるだけ抑えましょう。

ケアブリーチのメリット3つ

1.通常のブリーチよりも傷みにくい

通常のブリーチは1回でもダメージが大きく、髪がどんどん脆くなってしまいます。
ハイトーンにしたいときは2,3回ブリーチすることが多いため、抜け毛や切れ毛・ハリコシが失われるなどの影響が出るのです。

それに対し、ケアブリーチはダメージがほとんど気になりません
髪を修復しながらブリーチができるため、もともとダメージが酷い髪がケアブリーチによって補修されるケースもあります。

また、ブリーチすると色のムラが気になったり、すぐに色が抜けてしまうことが心配な方も多いでしょう。
ケアブリーチなら髪の内部までケアするため、均等に発色しやすく、色持ちも良くすることが可能です。

2.ブリーチ後も手触りがいい

ブリーチ後は髪が傷み、アフターケアが大変なイメージがありますよね。
通常のブリーチだと、髪がパサついて指通りが悪く、ブラッシングのたびに切れ毛が出てきてしまうことも少なくありません。

ケアブリーチは、髪のダメージを最小限に抑えられるため、ブリーチ後も手触りが良いのもメリットの一つです。

髪が脆くなってしまうと、ブラッシングやドライヤーのときに髪が切れないように注意しなければなりません。
忙しい朝もヘアセットに時間がかかってしまうのは、いくら理想の髪色にできたとしても辛いですよね。

ハイトーンでも扱いやすく、ヘアセットの時間も短縮できるため、ケアブリーチを選ぶことをおすすめします!

3.色持ちがいい

ブリーチの経験がある方は、「色がすぐ抜けてしまうのが悲しい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
ブリーチとカラーのメニューはコストもかかるため、すぐに退色してしまうのはもったいないですよね。

ケアブリーチは、髪の痛みを補修できるため、通常のブリーチよりも色持ちを良くすることが可能です。

ただ、もともとダメージが酷すぎる場合や、ホームケアを怠った場合はすぐに色が抜けてしまうこともあります。
毎回美容院でブリーチをするならば、ケアブリーチを選び続けることで髪をケアすることも可能です。
そうすると色持ちがだんだん良くなっていくので、髪の状態に気をつけながらケアしていきましょう。

ケアブリーチのデメリット3つ

1.コストがかかる

ケアブリーチは、通常のブリーチよりもメニュー料金が高く設定されている美容院がほとんどです。
ダメージを抑えるための薬剤はもちろんのこと、トリートメントもするとなると、コストがかかります。
ケア効果は時間が経てば切れるため、繰り返し行う必要もあります。

コストを抑えるために、通常のブリーチを選ぶ人も少なくありません。
しかし、同じハイトーンが実現できるかつ髪の強度が保てるというメリットはかなり大きいものです。

色持ちや手触りも良いため、少し値段は上がりますが、髪のためにケアブリーチを選んだほうが良いでしょう。

2.パーマがかかりにくくなる場合がある

まず、通常のブリーチだと、パーマをかけること自体を断られるケースも少なくありません。

ブリーチ剤は、髪のキューティクルを開いて内部まで入り込み、色素を分解します。
ブリーチした時点で髪のダメージは大きく、そこにパーマをしてしまうと、髪の強度が限界になってしまうのです。
手ぐしだけで髪が切れるなど、取り返しのつかない状態になる可能性もあります。

ケアブリーチであれば、髪のダメージ状態によってはパーマがかけられるでしょう。
ただ、ブリーチ歴のない髪に比べ、パーマがかかりにくいというデメリットは避けられません。

3.ダメージがゼロになるわけではない

ケアブリーチでダメージを最小限に抑えることはできますが、ゼロになるわけではありません
ブリーチしなくても済むのなら、しないほうが髪にとっては当然良いのです。

ただ、ハイトーンを継続する人は、通常のブリーチを繰り返すのか、ケアブリーチを繰り返すのかで将来の髪質がかなり変わります。
少なからずダメージはありますが、好きなカラーを楽しみたい方にとってはメリットのほうが大きいはずです。

ケアブリーチを選び、普段のセルフケアにも気を遣いましょう!

ケアブリーチした髪に縮毛矯正はできる?

くせ毛が気になる方は、「ケアブリーチをした髪に縮毛矯正はできるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。

実は、ブリーチ歴があることで、縮毛矯正を断る美容院が多いのが事実です。
縮毛矯正は、ブリーチに劣らないくらいダメージの大きい施術です。

もし失敗すると、髪が完全にツヤを失い、チリチリになってしまうこともあります。
美容師側としても、失敗のリスクは避けたいため、断られることが多いのです。

ただ、縮毛矯正を得意とする美容院なら施術可能な場合もあります。
実際の髪の状態を見てもらうのも良いでしょう。

ケアブリーチ後のセルフケア方法3つ

ドライヤーする女性

1.シャワー後はすぐに乾かす

ブリーチしていない髪でも、濡れたまま放置すると傷んでしまいます。
濡れた髪はキューティクルが開いており、水分が逃げやすく、タオルやブラシの摩擦にも敏感な状態です。

髪が濡れたまま寝てしまうと自然乾燥で髪がパサつき、枕との摩擦でキューティクルが剥がれてしまいます。
ただ傷むだけでなく、せっかくのハイトーンがすぐに退色する原因にもなるため、すぐに乾かすことが重要です。

お風呂上がりは体が熱く、すぐにドライヤーをしたくない場合もあるでしょう。
汗をかかないようにまずは冷風を髪に当て、涼しくなってきたら温風に切り替えるのも方法の一つです。

2.紫シャンプーで色持ちを良くする

市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多いため、洗うたびにカラーが落ちてしまいます。
ハイトーンな髪におすすめなのが、紫シャンプーです。

色落ちすると、黄みや赤みが出るという方も多いのではないでしょうか。
紫シャンプーはそれを打ち消す効果があるため、色持ちを良くすることができます。

また、色落ち後のカラーも透明感があって綺麗なので、変化を楽しみたい方にもおすすめです。

おすすめの紫シャンプーに関しては、以下の記事で紹介しています♪

3.トリートメントで保湿する

髪をトリートメントで保湿することで、ダメージを予防することができます。
洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますが、どちらも使うと効果的です。

トリートメントをつけたら、目の粗いブラシでとかすと髪全体に馴染んで指通りが良くなります。
濡れている髪はデリケートなので、密度の高いブラシを使うのは避けましょう。

ドライヤー中は何度も髪が乾燥を繰り返します。
トリートメントをつけてから半分くらい乾かし、オイルを塗ってからまた乾かすと、潤いをキープすることが可能です。
ケアブリーチの効果を長く持続させるために、日ごろから欠かさず保湿をしましょう。

低価格でコスパのいいトリートメントもあるので、小さなケアから始めてみてはいかがでしょうか?

ケアブリーチした髪におすすめのアイテム3選

1.パンテーン 洗い流さないトリートメント インテンシブヴィタミルク

パンテーン 洗い流さないトリートメント インテンシブヴィタミルク
メーカー パンテーン
価格 633円

パンテーン 洗い流さないトリートメント インテンシブヴィタミルクの特徴は、下記の通りです。

  • 毛先まで傷んだ髪を扱いやすくする
  • 髪の芯に浸透し、ダメージ補修効果が1日続く
  • 花ベースで果実を散りばめた人気の香り
  • ケアしたての状態が翌朝も続く

髪の内部まで素早く浸透するため、ダメージが酷い髪でも手触りの変化を実感できます。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • パサパサの髪がサラサラになった
  • ケアを怠ってボロボロだった髪が蘇ってきた
  • 手ぐしで整うほどまとまりやすくなる
  • ブリーチした髪がまとまりやすくなった

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2.ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン

ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン
メーカー ミルボン
価格 2,500円

ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョンの特徴は、下記の通りです。

  • 手触りが柔らかくなる
  • バオバブエキス配合で保湿効果が高い
  • まとまりやすく、乾かすだけで髪が内側に入る
  • ドライヤーの熱から髪を保護する

ミルボンの商品はサロンでも扱われており、美容院で使ったのがきっかけで愛用する人も少なくありません。
パサついた髪も柔らかい手触りになると好評の商品です。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • しっとりさらさらに仕上がる
  • 甘い香りがほんのりする
  • ミルクの伸びがいい
  • 見た目にもツヤが出る

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3.ロイド プレミアム仕様 カラーシャンプー

ロイド プレミアム仕様 カラーシャンプー
メーカー ロイド
価格 2,400円

ロイド プレミアム仕様 カラーシャンプーの特徴は、下記の通りです。

  • きしみが少ない
  • 髪色をキープできる
  • 11種類のアミノ酸を配合
  • 傷んだ髪を内部からコーティングする

アミノ酸が含まれていることで、髪を優しく洗いながら髪色を長く楽しむことができます。

ネット上のレビューでは、下記のように評価されています。

  • アッシュ系の色がより鮮明に見えるようになった
  • 普通のシャンプーよりもツヤが出る
  • 黄みが消えて色がきれいに変化する
  • 手や風呂場に色がつかない

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まとめ

ケアブリーチを選ぶメリットやセルフケアの方法、おすすめアイテムについてご紹介しました。

ハイトーンを楽しむには、ブリーチが欠かせません。
通常のブリーチはダメージが大きく、繰り返し行うことでアフターケアも大変なイメージがありますよね。

ケアブリーチならダメージを最小限に抑えることができ、長くカラーを維持することも可能です。
より効果を持続させるために、トリートメントや紫シャンプーを使ったホームケアも心がけましょう!